ドメインが何かわからない
ドメインの取得ってどうしたらいんだろう
どういうドメインを取っていいかわからない
ドメインって初めてブログをする方にとっては遠い存在ですよね。
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
Twitter▶︎@yamahi_official / YouTube▶︎ヤマヒ塾 /サロン▶︎ヤマヒ塾
私が、最初に自分でドメインを取った時なのですが・・・
という感じで相当悩んでかなりの時間を使ってしまいました。
実は、ブログを作るにあたってぜひ取って欲しいのが「独自ドメイン」なんです。
大手企業の提供する無料ブログは、ドメインが自分のものにならないのでもったいないです。
ブログで稼いでいきたいと思っている人なら、絶対に独自ドメインを取るべきと断言できます。
ブログの始め方の全体像として
- ドメインの取得
- サーバーの契約
- ワードプレスの設置
の3つのステップがあります。
※動画でもお話したので、ラジオ的に聴いていただくこともできます。
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それでは参りましょう!
初心者のドメイン取得(1)基礎知識
ドメインを簡単に説明すると
ドメインとは、インターネット上の住所のことです。
ドメインは、ウェブサイトにアクセスする際に必要な情報ですし、メールアドレスを取得することにも使います。
サブドメインとは何かを知ってもらうのに、ここでは身近な例として「Yahoo!」で紹介していきますね。
ヤフーは色々なサービスを展開していますが、サービスごとに以下のようなURLになっています。
- Yahoo!JAPAN : https://www.yahoo.co.jp/
- Yahoo!ニュース : https://news.yahoo.co.jp/
- Yahoo!ショッピング : https://shopping.yahoo.co.jp/
- ヤフオク : https://auctions.yahoo.co.jp/
- Yahoo!プレミアム : https://premium.yahoo.co.jp/
上記のように、Yahoo!はサブドメインを利用して複数サービスを持っています。
これらのURLの、「www.」「news.」「shopping.」などを使ったドメインのことをサブドメインと言います。
1つのドメインを取得すれば、追加費用をかけることなくサブドメインを使うことができるので、覚えておいてください。
初心者のドメイン取得(2)ドメインごとの意味合い
「.com」や「.jp」などの部分は、トップレベルドメイン(TLD)と呼ばれます。
国ごとのドメインとしては、たとえば「.jp」は日本、「.cn」は中国、「.us」はアメリカといったものですね。
以下、代表的なものを紹介します。
- .com 主に企業や商用サービス
- .net 主にネットワークサービスの提供者
- .org 主に非営利団体
- .co.jp 日本国内に登記のある会社・企業 (例)有限会社、株式会社など
- or.jp 特定の法人組織(例)財団法人、医療法人、監査法人、宗教法人など
- .ne.jp ネットワークサービスごとに登録可能
- .jp 日本国内に住所がある団体・組織・サービス・個人
- .ac.jp 学校教育法等で認められた学校(例)大学、高等専門学校、学校法人など
- .go.jp 日本国の政府機関、各省庁管轄の研究所、特殊法人(特殊会社を除く)
その他にもたくさんのトップレベルドメインがあります!
ドメインを選ぶ際に、意味合いを理解せずに好きなものを使っても問題ないのですが、意味合いを知っている人からすると
「ダサいな〜」
「なんでこのドメインにしたんだろう?」
「わかってない人なんだな!」
と思われてしまう可能性もあります。
そのため、有名なドメインぐらいは意味合いを知っておいてから選ぶのが良いと言えるでしょう。
初心者のドメイン取得(3)知っておくと良い3つのポイント
いざ「ドメインを取りたい!」と思っても、「どんなドメインが良いのか・・・」と悩む方も多いと思います。
そのポイントは以下の3つです。
- 人が見て信頼感を感じるドメインのほうがベター
- .jpドメイン取得は日本国内住所が必須で管理も厳格
- トップレベルドメインによってSEO評価が変わる(という説がある)
それぞれ簡単に説明をしていきます!
1. 人が見て信頼感を感じるドメインのほうがベター
昔からあって見慣れた「.com」や「.jp」「.net」以外に、例えば、「.xyz」「.beat」とか「.pro」とか、あまり聞きなれないトップレベルドメインも新しく作られて販売されています。
インターンネットを通じた詐欺や犯罪がニュースになったり、ウィルスをばらまくサイトがあったりと知らないサイトを開くことに警戒感を持っている人も少なくありません。
同じドメインを取るのであれば、あまり見慣れないトップレベルドメインよりも、以前からある「.com」や「.jp」を選ぶほうが良いです。
それは、初めて見る人の不安を少しでも減らして、閲覧してもらえる機会を増やすことにつながるからです。
2. .jpドメイン取得は日本国内住所が必須で管理も厳格
.jp(ドットジェーピー)ドメインは人気なドメインの1つです。
ただし、他のドメインにない以下のような厳格さがあります。
- .jpの取得に日本国内住所が必須(ただし郵送物などは来ない)
- 利用開始後も数年後にメールで通知が来て保有者の存在確認をされる
そして、.jpドメインは厳格な管理に手間がかかっている分、取得代金が高いという特徴もあります。
- .jp 2840円
- .com 780円
そのタイミングでやっているキャンペーンなどによって多少安くなったりしますが、基本的には.jpドメインは他のドメインよりも料金が高いです。
現在の各ドメインの金額が気になる方は、こちらで確認ください。
3. トップレベルドメインによってSEO評価が変わる
これは確証を持ってお話できることではないですが、新しいトップレベルドメインは、古いトップレベルドメインよりもSEO評価が低いという説があります。
そのトップレベルドメイン(上の例では、.xyz)で作られているサイト数が少ないので、そのトップレベルドメインに対してのGoogleアルゴリズムの評価が高くないというお話です。
Googleが公式で発表しているわけではないですし、真偽は確証を持ってお話できませんが、もし取りたい文字列で「.com」や「.jp」が空いているのに、わざわざGoogleからの評価が低く始まる可能性があるというリスクをとってまで、新しいトップレベルドメインを選ぶ必要はないと言えるでしょう。
yamahi.biz の .biz も.comや.jpに比べれば新しいですが、結構使われているので問題ないという判断です。
特に初心者に伝えたいのは「新しいトップレベルドメイン発売開始!割引販売中!」に気をつけよう!ということです。
初心者のドメイン取得(4)日本語ドメインはオススメしない
日本語ドメインというのは
日本語ドメインの例:ヤマヒ.biz
このような日本語によるドメインのことです。
かなり前ですが「日本語ドメインがよい」と言われていた時期がありました。
日本語で検索をした時に、その文字列(日本語)がURLに含まれているとURLのその部分も太文字表示されるという時期があったのです。
しかし、今となっては、日本語ドメインを選ばないほうが良いものになっています。
日本語ドメインを選ばない方が良い理由は
- ブラウザ以外では意味不明な長い文字列になってしまう
- URLをシンプルにした方が良いとGoogleが公式に発表している
という2つの理由です。
それぞれを簡単に解説していきますね!
ブラウザ以外では意味不明な長い文字列になってしまう
日本語ドメインを使用した場合、ブラウザでは
ヤマヒ.biz
と表示されていても、SNSでシェアする時やメール(HTMLメールではない普通のメール)に貼り付けると
evkv7kghrs-gh7gke.biz
といったような、意味のない長い文字列に変わってしまいます。
無駄に長く意味のないURLで、スパムのように見え不信感を抱かせてしまう可能性があります。
URLをシンプルにした方が良いとGoogleが公式に発表している
この主旨は、実はここでお伝えしている日本語ドメインがダメだということではありません。
URLの後ろの方に、?m=1w5256178219 のような文字列が付いているのを見たことがある人も多いと思います。
一般的にパラメーターと呼ばれていおり、広告の分析やユーザー行動を分析するために使われています。
そのため、実はこの「?m=1w5256178219」といった部分は外してしまってもURLとして成立します。
最近、分析のために非常にたくさんのパラメーターが付いた結果、利用者にとって無駄に長いURLを使うケースがあります。
URLに余計なパラメータが沢山付くのはよくない。シンプルなURLがよい。
改めて、「日本語ドメインがダメといっているわけではない」のですが、日本語ドメインも長い日本語のドメインにすると、ヒジョ〜〜〜〜〜に長い意味のない文字列のURLになってしまいます。
その点においても、Googleがシンプルがいい!と言っている中、わざわざ初心者がドメイン選びで日本語を選ぶ得がないと私は考えています。
これが、日本語ドメインを選ばない方が良いということをご紹介した理由です。
ちなみに、すでに日本語ドメインで始めてしまっていてどうしよう!?という方は以下の記事をご参考ください。
初心者のドメイン取得(5)ドメイン登録サービスのオススメ
ドメイン登録サービスは色々な会社が展開していますが、以下の2つのサービスが2強という感じです。
どちらでも同じようにドメインが取得できて、管理できますし、料金もキャンペーン時期以外は同じ価格です。
昔はバリュードメインの画面のデザインが野暮ったくて、お名前.comのほうが使いやすい印象がありました。
ただ、以前からバリュードメインは機能面で秀でているところがありましたし、サイトのデザインリニューアルをして使いやすくなっています。
私が、バリュードメインをおすすめする理由が2つあります。
- バリュードメイン間のドメインの移転がものすごく簡単
- ブロガー・アフィリエイターの多くがバリュードメインを利用
2つとも簡単に説明しますね。
バリュードメイン間のドメインの移転がものすごく簡単
バリュードメインの管理画面で相手のIDを入れるだけでサクッとドメインを譲渡することができます。
自分が取得したドメインを誰かに譲渡するということが想像できないと思うのですが、例えば、ウェブサイトは立ち上げて育てた後に売却することができます。
もし、あなたが将来サイトを売却したいと考えるなら間違いなくバリュードメインが良いと言えます。
ブロガー・アフィリエイターの多くがバリュードメインを利用
2つ目の「ブロガー・アフィリエイターの多くがバリュードメインを利用」というのは、私の肌感なのですが・・・
利用者が多いということは、何かわからないことがあっても調べて解決できる可能性が高いとも言えますね。
また、ドメインを自分が譲渡してもらう話になった時に自分がバリュードメインじゃなかったら、結局、アカウントを作ってほしいと依頼されることになると思いますよ。
まとめ
この記事では、ドメインの基礎知識、ドメインごとの意味合い、選ぶ際に知っておいてほしいポイント、日本語ドメインを使用しない理由、オススメのドメイン管理サービスについてご紹介しました。
中古ドメインを使ってサイトを作っているアフィリエイターなどは沢山のドメインを持っている傾向があります。
今回は、初心者向けの記事だったので詳しく紹介しませんでしたが、中古ドメインの取得に興味がある方は、こちらのnoteで費用を安く中古ドメインを取得する方法を紹介しています。
また、ドメインの取得は先着順なので、利用したいドメインが必ず取得できるわけではありません。
契約期間は1年間で設定できますし、もし使わなければそのタイミングで契約解除すれよいです。(数百円を無駄にしてしまいますが・・・)
ドメイン登録サービスに登録しなくてもどんなドメインが空いているのか実際に検索して、今の空き在庫を確認することができます。
これからブログを始める方は、ぜひ気になるドメインを探してみて、ドメインの取得しましょう。
ドメインの在庫確認・取得をしたい方はこちら▷バリュードメイン
ドメインを取得したら次は、サーバーの準備へと進みます。
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