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SEOライターとは?Webライターとの違いとスキル獲得方法&募集の探し方

  • SEOライターの仕事内容について知りたい
  • SEOライティングとはどういうものか知りたい
  • 将来、ライターを副業にしたり、ライティングで収入を得たりしたい

近年、クラウドソーシングサイトの台頭により、案件数の豊富な「ライター」の仕事に注目が集まっています。

募集要件として「SEOライター」「SEOがわかる人」を掲げている案件ものも多いため、「SEOライターって何だろう?」と気になる人も多いのではないでしょうか?

本記事では、SEOライターに必要なスキルや、スキルの付け方について解説します。

この記事を書いた人

ヤマヒヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
Twitter▶︎@yamahi_official / YouTube▶︎ヤマヒ塾 /サロン▶︎ヤマヒ塾

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SEOライターとは?Webライター・ブログライターとの違いも解説

そもそもSEOライターとは?

SEOライターとは、SEO( Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)を意識したWebライティングができるライターです。

SEOとはWebマーケティング領域の1つで、Googleを代表とした検索エンジンの検索結果で、ページを上位表示させる戦略を意味します。

日本国内の検索エンジンのシェア率は、9割以上をGoogleの技術が占めるため、SEO対策はGoogle対策と言っても過言ではありません。

SEOライターには、検索エンジンにおいて上位を取れる記事を書くことが求められます。

SEOの基礎
SEOの基礎を丁寧にわかりやすく解説【SEOをちゃんと勉強せずにブログ続けても無駄です】初心者のためのSEO超基本についてお話ししました。前半で「SEOって何なの?」「Googleはどういう文章を評価するのか」など、基本の概念・考え方をお伝えし、後半では評価される文章を書くために、絶対抑えて欲しい6つのポイントを解説しました。...

SEOライターとWebライター・ブログライターとの違いは?

明確な定義はありませんが、ライターは執筆する対象や領域によって「〇〇ライター」のような呼ばれ方をすることがあります。

Webライター Web媒体に載せる文章を執筆する
Web媒体例:Web記事・LP・メールマガジンなど
SEOライター SEO知識を駆使してWebメディアの記事を執筆する
ブログライター 依頼者の運営するブログ記事の執筆を代行する仕事
または、自分のブログを執筆する人(=ブロガー)

Webに載せる記事には、SEOを意識するものと、しないものがあります。

「SEOをどの程度意識するのか?」を前提として書かないと、クライアントの意図とずれた内容になりかねません。

Web記事執筆案件はSEOの理解を前提としたものも多いため、SEOライティングを早めに理解しておくと効率よく案件が請けられるでしょう。

SEOライターの募集や求人を見つける方法

SEOライターの仕事を見つけるには、フリーランスとして仕事を請ける方法と、企業に就職する方法があります。

ヤマヒ
ヤマヒ
それぞれの方法について、ここから詳しく解説していきます!
SEOライターの募集や求人を見つける方法SEOライターの募集や求人を見つける方法

フリーランスとして仕事を請ける

まずは、フリーランスとして仕事を請ける方法について解説します。

フリーランスで仕事を請ける方法

フリーランスとは、企業と雇用契約を結ばず、業務委託で働く人のことです。

実績や経験がゼロの状態からSEOライティングを請けるには、具体的には下記のような方法があります。

  • クラウドソーシングサイトを使う
  • 求人サイトで求人を探す
  • 求人を募集しているWebメディアに直接応募する

依頼主が不特定多数の請負主に依頼できるクラウドソーシングサイトには、SEOライターの募集が多くあります。

依頼主企業によっては、あらかじめ執筆ルールを作ったり、記事構成をしてくれるところもあります。

執筆ルールや構成は、SEOを考慮したものが多いです。

そのため未経験者であっても、多くのSEOライティング案件を請けることで、自然とSEO知識を深めることが可能です。

フリーランスSEOライターの単価相場とは?

クラウドソーシングサイトを見ると、フリーランスSEOライターの単価は、文字単価1円~2円が相場です。

2円のものは、特定ジャンルに関する知識が求められたり、構成や入稿も行う案件が多いです。

金融や法律など、より深い知識があると、さらに高単価になります。

企業向け案件を始めとした専門性の高い記事を依頼する場合は、文字単価5円以上になることもあります。

ヤマヒ
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ちなみに私の場合、だいたい1記事5万円で請けています。どこから仕事を取るか・どんな課題が解決できるかによって、単価は大きく異なります!

フリーランスのSEOライターが単価を上げるには

フリーランスSEOライターは、執筆以外の別工程もしたり、専門性を高めたりすると単価を上げやすくなります。

執筆しか行わないWebライターは、クラウドソーシングサイトでも簡単に見つられるため、価格競争に巻き込まれるからです。

単価を何倍にも増やすには、Webマーケティング力を付けたり、上流工程へクラスアップすることが必要です。

ヤマヒ
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ライターのキャリアアップ方法については、下記記事でも詳しく解説しているため、ぜひご一読ください!
Webライターとは?必要な能力や年収【キャリア&報酬アップ方法つき】
Webライターとは?必要な能力や年収【キャリア&報酬アップ方法つき】 Webライターになりたいけど、収入について知りたい Webライターになるために必要なものは何だろう? 未経験から...

企業に就職する

ここからは、企業に雇用されて働くSEOライター求人を見つける方法を解説します。

企業に就職する方法

企業に就職してSEOライターになるには、下記のような方法があります。

  1. 自社メディアを運営している会社に就職する
  2. Webマーケティング会社や制作会社に就職する

雇用形態には正社員やアルバイトがあり、一般的な求人サイトや企業の採用ページから申し込めます。

自社メディアを運営している会社に就職すると、必然的に自社サイトの運営に関わることが多くなります。

一方、Webマーケティング会社や制作会社に就職すると、クライアント企業も豊富なため、さまざまな種類のメディア運営に携われるでしょう。

企業に就職した場合の収入の相場は?

正社員として就職するのか、アルバイトのような非正規社員として就職するかによって、収入は異なります。

ある求人サイトの調べによると、ライターの平均収入は下記のようになっています。

  • 正社員の平均年収:441万円
  • アルバイト・パートの平均時給:1038円

正社員として入社すると、SEOライティングだけでなく、編集やWebディレクター・SEOコンサルタントの役割も任されることが多いです。

経験を積めば、Webメディアの構想や計画に携わるチャンスもあります。

出典:ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス

SEOライターに必要なスキルや資格とは?

ここまでSEOライターとして仕事をする場合の概要について述べてきましたが、実際にSEOライターとして働くには、どのようなことが求められるのでしょうか?

次から詳しく解説します。

SEOライターに求められるスキルとは

SEOライターには、一般的なWebライターに求められるスキルに加え、SEO知識やSEOライティングのスキルが求められます。

ちなみに、一般的なWebライターに求められるスキルには、次のようなものがあります。

  • 文章力
  • PCの基本スキル
  • コミュニケーションスキル

SEOライターには、狙ったキーワードでページを上位表示させるSEOライティング力が必要です。

ヤマヒ
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SEOライティングの手法については、下記記事でも詳しく解説しています。SEOライターを目指す人は必見です!
SEOライティングは初心者でもできる!対策&書き方のコツ10個 SEOライティングとは、一体どんなもの? SEOライティングは、普通のライティングとは何が違う? SEOライティ...

SEOライターに資格はある?

SEOライティングは、資格の有無よりも経験値が重要です。

とくに上流工程を目指すなら、試行錯誤や経験を基に改善や提案を行うことが求められます。

ヤマヒ
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私も、SEOライターに仕事を頼む際は、資格の有無よりも実力を重視しています!

SEOライターやその上流工程を担う底力を付けるには、自分のブログを運営するするのがおすすめです。

ブログ運営を通じ、検索上位を取れるようにトライ&エラーを繰り返す工夫することで、より実践的なSEOのノウハウを身に付けられます。

SEOライターとして働くためのスキルを身に付ける方法4選

ここからは、SEOライターとして働くための「SEOライティングスキル」を身に付ける方法を4つご紹介します。

1.SEOやライティングに関する講座を受ける

インターネット上にはSEOについての誤った情報も多く掲載されています。

講座を受けることで講師の経験に基づくノウハウが学べるため、効率よいスキルアップが可能です。

ちなみに当HPを運営しているWebマーケター・ヤマヒは、「SEOライティング講座」を開講しています。

SEOライティングの知識を身に付けたい方だけでなく、将来Webマーケティング職に就きたい方にもおすすめの講座です。

詳しくは、下記ページをご覧ください。

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2.ライティング案件を請ける

勉強と並行してライティング案件を受注すると、インプットのみのフェーズを抜けて、実践を交えて学習できるためおすすめです。

未経験者の場合、クラウドソーシングサイトなどだと、なかなか案件が取りづらいため、応募には工夫が必要です。

ヤマヒの運営するオンラインサロン「ヤマヒ塾」では、企業から請けたSEOライティング案件を希望者に発注し、SEOライティング力を磨く取り組みを行っています。

文字単価は最低1円から発注しているため、低単価すぎて疲弊するリスクもありません。

ヤマヒ
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気になる方は、ヤマヒ塾のページもぜひチェックしてみてください!
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3.ブログ・サイトを運用する

SEOライティング案件は、構成作りやWebサイトへの入稿作業など、執筆前後の作業も含めて発注するものも多いです。

Webサイト運用に関する知識を付けると、担当できる作業が増え、収入アップを狙いやすくなります。

また、SEOライターの上流工程であるディレクターやWebマーケターになるためには、サイト運用経験も含めたWeb知識が必要です。

前述したオンラインサロン「ヤマヒ塾」は、SEOを含めWebマーケティングを勉強したい人たちが集まる学習型サロンです。

ブログ運営やSEO・ライティングに関する講座も実施しています。

サイト運用やWebマーケティングに興味がある人は、ぜひのぞいてみてください。

4.書籍で知識を得る

書籍を使うと、より体系的に学べるメリットがあります。

SEOやライティングを学ぶのにおすすめの書籍は、以下2冊です。

2点とも漫画を挟んだ読みやすい形式のため、楽しみながら読み進められます。

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SEOを含め、Webマーケティングについて勉強するのにおすすめの本を下記でも解説しています。ぜひ目を通してみてください!
Webマーケティングを勉強したい方にオススメの本を比較!現役Webマーケターが解説 Webマーケティングを本で勉強したい 本を選ぶコツを知りたい オススメの本を紹介してほしい Web...

まとめ

SEOライターには、文章力やコミュニケーションスキルに加え、SEOライティング力が必要です。

SEOライティング力を付けるには、講座を受けたり、実際にライティング案件を請けたりする方法があります。

SEOを始めとしたWebマーケティングに興味のある方は、Webマーケターサロン「ヤマヒ塾」への参加をご検討ください。

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