- 副業で新たな収入源を確保したい
- Webライティングの副業に興味があるけど、何から手をつけたらいいかわからない
- 未経験からWebライティング副業で稼げるようになる方法が知りたい
在宅でできる副業として、「Webライティング」に興味をもっている方は多いのではないでしょうか。
特別な資格がなくとも応募できる一方、「未経験では仕事がきにくい」「稼ぎにくい」という情報を見かけることもあります。
この記事では、初心者がWebライティング副業をするときの始め方や、最短で稼げるようになるコツをご紹介します。
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
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Webライターとは?副業でも始められる?
Webライターとは、Web上の記事などを始めとする、様々な文章を書く仕事です。
昨今では新型コロナウイルスの影響もあり、消費行動のオンライン化が進み、Webメディアの数も増加傾向にあります。
それに伴ってWebライターの需要も伸びており、仕事が増えているのです。
Webライターの報酬形態には、文字単価や記事単価・時給制などがあります。
書いた文量に応じて報酬を得る歩合制の案件が多いため、副業でも取り組みやすいのが特徴です。
Webライティング副業の始め方【3ステップで解説】
Webライティングの副業は、どのような流れで始めるのでしょうか?
ここでは、3つのステップに分けて解説します。
ステップ1:Webライターに必要なものを準備する
執筆に付随して、打ち合わせやリサーチ・入稿など様々な作業が発生するため、しっかりとした作業環境があった方が作業しやすいのです。
Webライターを始めるために必要なものについては、下記記事でも詳しく書いていますので、参考にしてください。
ステップ2:「初心者OK」案件に応募する
案件に応募するときは、まずは「初心者OK」となっている案件に応募することがおすすめです。
業務委託案件のやり取りをする「クラウドソーシングサイト」を利用すれば、条件に合った仕事を見つけやすいでしょう。
クラウドソーシングサイトには多数の受注者がおり、経験豊富な応募者がより採用されやすい傾向があります。
未経験ではなかなか受かりにくいこともありますが、臆せずにどんどん応募して、提案していくことが大切です。
ステップ3:情報収集・営業をする
クラウドソーシングサイト経由などの業務委託は、雇用契約とは違い、継続して仕事をもらい続けられる保証はありません。
仕事が途切れないためにも、常に条件のよいところを探して営業をすることが必要です。
複数クライアントがいれば、1社しかクライアントがいない場合と比べ、条件や単価の交渉もしやすくなります。
またそれと並行して、クライアントにアピールできる実績を準備しておくことも重要です。
Webライティング副業を始めてから最短で稼ぐコツ
「Webライティングは稼ぎにくい」という評判をインターネットで見かけることもあるのではないでしょうか?
稼げるようになるにはどのようなコツが必要なのか、ここでは3つご紹介します。
実績を作る
実績というのは、クライアントに「こんな文章が提出できます」というアピールのために見せる成果物で、「ポートフォリオ」と呼ばれることもあります。
文章の完成品をあらかじめ準備しておくことで、クライアントは「依頼したい仕事に適したWebライターであるか」を判断しやすくなるのです。
一例としては、次のようなものが実績として提示できます。
- 自分の書いたブログ記事など
- 実績公開可の納品物
- これから受注したいジャンルのサンプル記事
実績は、強力な営業ツールでもあるため、ぜひ力を入れて作成しておくとよいでしょう。
1文字1円以上の案件を請ける
1文字1円というのは、Webライター業界でよく言われる文字単価の壁です。
クラウドソーシングサイト内には、文字単価1円未満の仕事も多くあり、多くのWebライター初心者は1文字1円以上の仕事を取ることを最初の目標にしています。
未経験者は初めのうちは仕事が取れないこともあり、「1文字1円未満でもいいから受注したい」と思いがちです。
しかし、あまりに文字単価が安いと、時間の割に稼げないことから、やる気が続かず挫折してしまうことになりかねません。
1円未満の仕事を多くこなすのではなく、1円以上の仕事をしっかり狙って取れるように、実績作りと営業に力を入れましょう。
案件獲得を工夫する
多くの受注者がいる中で高単価の案件を狙って取るには、案件獲得の方法を工夫する必要があります。
一例としては、下記のようなことを行うと受注率が高まります。
- クラウドソーシングサイトを毎日見て、より条件のいい案件がないか探す
- 応募したい案件を見つけたら、なるべく早く応募する
- プロフィール文は経歴や強みを書き込み、「なぜ自分に依頼すべきか」わかりやすく記載する
- 即応募できるように、実績を準備しておく
ちなみに、当HP管理者であるヤマヒが運営しているWebマーケティングサロン「ヤマヒ塾」では、「ヤマヒ塾実践道場」として、実際の企業案件を塾生が行う機会を提供しています。
希望者は、わざわざ営業せずとも文字単価1円以上の案件が請けられます。
副業Webライティングを始めるときのNG行動3選!
ここでは、副業でWebライティングを始めるときにするべきでないNG行動を3つご紹介します。
稼ぐ前に本業を辞める
業務委託の場合、継続的に仕事をもらっていたとしても、契約切れに伴い収入が途絶える可能性があります。
家賃などの生活コストが必要だったり、扶養家族がいたりする場合は、稼ぐ前に独立すると生活が苦しくなるかもしれません。
本業を辞める前に、下記のような項目について、一度考えてみましょう。
- 最低限必要な収入が継続的に入る見込みがあるか
- Webライティングの仕事内容が自分に合っているか
- 一人経営者・フリーランスとして自由に仕事をしたい気持ちが強いか
副業で本業ほど稼ぐのは時間はかかるかもしれませんが、クライアントを抱えて独立できるメリットもあります。
生活コストが稼げるまでは、副業に専念するのもよいでしょう。
高額な資金投資をする
ライティング力は、実際に記事を書いたり、フィードバックを受けて修正したりするアウトプットによって最も磨かれるため、インプット学習だけで稼げるようにはならないからです。
ただ、人によっては「完全な独学だと行き詰まるため、講師から学びたい」と考えるかもしれません。
そのようなときは、講座費用がしっかり回収できる内容かを見極めて、講座を選ぶとよいでしょう。
ノウハウコレクターになる
「こういう方法がいいらしい」「こういう段取りだといいらしい」と情報だけ仕入れるノウハウコレクターになっても、実践しなければ身に付きません。
現在はインターネット上にも多くの情報があふれているため、「もう少し情報を仕入れてから」といつまでも案件に応募できない状態になりがちです。
ライティング力や営業力は、実際の仕事でどんどん鍛えられるため、積極的に応募していきましょう。
Webライティング副業の始め方でよくある質問
ここからは、実際のWebライティング副業を始めたい人からよく聞かれる質問について応えます。
実際のところ、Webライティングの副業は稼げますか?
結論を言うと、単なる「作業代行」のみではなかなか難しいのが現状です。
Webライティングは特別なソフトを購入したり使いこなしたりする必要がないため、参入障壁が低い特徴があります。
同じ程度の仕事ができる人が多くなると、より安い方に仕事が流れることになり、価格競争に巻き込まれやすいのです。
Webライティングで本業以上に稼ぐようなるには、「上流工程」の仕事を取るように動くことが必要です。
Webライティングの上流工程には、編集やディレクション・Webマーケティングといった領域があります。
Webライティングをしながら並行してスキルアップし、経営者やマネージメント層の悩みを解決できるようなポジションを目指しましょう。
Webライティング講座やスクールには通った方がいいですか?
前述のように、Webライティング案件を請けるために、必ずしも講座を請ける必要はありません。
ただしSEOライティングについて受注の際に知っておくと、有利になることが多いです。
SEOライティングについては、インターネットにも多くの情報があるため、それらの情報でも基礎知識は付けられます。
しかし、着実にスキルを付けるなら、記事の構成を実際に作ったり、作った構成に対するフィードバックが必要です。
ヤマヒの提供する「SEOライティング講座」では、実践的なSEOライティングの集中講座や課題・フィードバックを行っています。
講座を受けた後、希望者にはWebライティング業務の発注していますので、ぜひ下記ページをご覧ください。
Webライターに将来性はありますか?
新型コロナウイルスなどの影響で世界情勢は混迷していますが、逆に企業のオウンドメディアやSNS運用などは盛り上がっています。
Webライターが活躍できる場所は、広がっているのが現状です。
ただし前述のように、単なる作業代行ではなく、SEO知識でページを上位表示させたり、それによってビジネスの課題を解決したりすることが稼ぐ上では必要です。
たとえば自分でブログを開設して、狙ったキーワードで上位表示ができるようになれば、それを実績としてWebマーケティング領域から高単価で仕事が取れるようになります。
他にも、SNS発信の実績により、企業からWebマーケティング案件を取ることもできます。
戦略を練ってできることを増やせば、Webライターとしての市場価値をどんどん上げて稼ぐことも十分可能だと言えるでしょう。
まとめ
未経験者が副業Webライティングで最短で稼ぐようになるには、自分の強みを十二分にアピールするために実績を準備したり、工夫して案件を獲得する必要があります。
Webライティングは参入しやすい分野であるため、より低価格でできる人に仕事が流れやすいからです。
Webライティングの上流工程で必要となるWebマーケティング知識やSEOについて学びたい方は、ぜひWebマーケティングのオンラインサロン「ヤマヒ塾」にご参加ください。
塾生の中で希望の方には、Webライティングの企業案件を行う機会も提供していますので、ぜひ詳細をご覧ください。