リード文の書き方について動画でも解説をしましたので、ラジオ的に聞いて頂くこともできます。
リード文ってどうやって書けばいいんだろう
リード文に決まった書き方があればそのまま使いたい
そもそもリード文なんて言葉を聞いたことなかったし重要なのかな
文章の玄関とも言えるリード文。
普段からライティングをしていない人からすると意識することはなかった部分だと思います。
リード文という言葉を知っていても、書く側になったら実際どういう風にライティングしていいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
インハウスSEOの講師として数々の企業のオウンドメディアの支援をしているヤマヒです。
直近でもインハウスSEOをご提供している企業様から1位が出ています。
✅私のインハウスSEO実績
クライアント企業様に8〜9月でご支援した
6記事=6ワードのうち4ワードで1位獲得‼️▶︎ 8/14→11/18順位
ジャンルワード1 18→7位
同上2 圏外→1位👍ジャンル掛け合わせ1 10→1位👍
同上2 24→1位👍
同上3 9→6位
同上4 6→1位👍#フリーランス— ヤマヒ@ フリーランスマーケター (@yamahi_official) 2019年11月19日
リード文についてお話しすると絶対に抑えてほしいポイントが3つあって
「共感をする」「答えを伝える」「権威性を表現する」
この3つです。
また、この記事を読んでいただくと「リード文の書き方」を一通り学べるように構成しました。
- リード文を書く際に意識してほしい3つのポイント
- リード文が重要な理由
- 使い勝手の良いリード文の型
- 実際にリード文を書くタイミング
上記の内容を具体例も入れながらご紹介しています。
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
ウェブメディア会社の元経営者。数百万PVのサイトの立ち上げ・運営を経験。現在は多数の企業にインハウスSEOを提供しつつ、自身でも10サイト以上を運営。SEOの実践ノウハウを「ウェブマーケター養成講座」(YouTube・ブログ)で無料提供 Twitter▶︎@yamahi_official
企業内のウェブ担当者やフリーランスでマーケティングに強くなりたい方などに向けた「ウェブマーケター養成講座【ヤマヒ塾】」(Youtube)の公開情報や関連ニュース情報をお届けします。よろしければご登録ください。▶︎ヤマヒ公式LINEのご登録
それでは参りましょう!
リード文の書き方はこの3つを抑えよう
まずはじめに、今回の記事で一番伝えたい、リード文の書き方の3つのポイントについて以下になります。
- 共感をする
- 答えを伝える
- 権威性を表現する
それでは、それぞれを解説していきまます!
1.共感をする
文章を読みに来てくれた読者に対して「あなたの悩みわかります!」ということを伝えましょう。
これによって読者は「あーそうだ私が対象になっている文章なんだな」という風に感じます。
実際にこの文書のリード文だと以下の部分になります。
リード文ってどうやって書けばいいんだろう
リード文に決まった書き方があればそのまま使いたい
そもそもリード文なんて言葉を聞いたことなかったし重要なのかな
文章の玄関とも言えるリード文。
普段からライティングをしていない人からすると意識することはなかった部分だと思います。
リード文という言葉を知っていても、書く側になったら実際どういう風にライティングしていいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
最初の3つの文章について、検索している人の悩みや課題を三つに絞って書き出しましょう。
では、検索してる人の悩みをどういう風に把握できるかと言うと、「検索意図」に従います。
検索意図のについて簡単にポイント解説
- 狙うキーワードの現在の上位記事の内容を確認する
- Googleサジェストを確認する
この2つから全体に共通するキーワードで解決したいこと=悩みを抽出します。
この記事は、「リード文 書き方」というキーワードで書いているのですが、上位の記事とサジェストをチェックしたところ
- リード文がそもそもなぜ重要なのかわからない
- リード文の書き方がわからない
- パターンや型があればほしい
検索意図としてはこの辺りがメインだと考えました。
その悩みを
リード文ってどうやって書けばいいんだろう
リード文に決まった書き方があればそのまま使いたい
そもそもリード文なんて言葉を聞いたことなかったし重要なのかな
という言葉で「悩みに共感」しに行っているという構造です。
文章の玄関とも言えるリード文。
普段からライティングをしていない人からすると意識することはなかった部分だと思います。
リード文という言葉を知っていても、書く側になったら実際どういう風にライティングしていいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
その次のこちらの文章は、悩んでいる人を想定して「悩んでいる人に共感」をする文章です。
そのため、メインターゲットである企業のウェブ担当者が、
仕事上の必要性に迫られてSEOを理解するために「リード文の書き方」を調べている
ということを想定しながら書きました。
ただし、あまりにも具体的なシーンだけを取り上げてしまうと「自分のことではない」と感じてしまうので、あくまで「悩み」を持つ「全体」に共感する広さで書くことをお勧めします。
2.答えを伝える
ここで言う「答え」というのは、この記事で書いてある内容と結論という意味です。
これによって、
「読者に自分の解決したい問題がこの文章を読めば解決できるんだ」と感じてもらうことがゴール
です。
リード文で結論まで書いてしまっていいのか?
後にとっておいた方がもっと先まで文章を読んでもらえるんじゃないか?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
読者は、自分の問題を解決できるかどうかが全てなので、仮に結論がその人の求めるものであっても、結論を書くのを後回しにした結果、途中で「探していものと違う」と判断されて離脱される可能性があります。
最初に結論を書くことで読者を文章にグッと引き込みましょう。その後に、なぜその結論に至ったのかを解説していく流れの方が読者に読んでもらえます。
この記事のリード文を例に説明すると
リード文についてお話しすると絶対に抑えてほしいポイントが3つあって
「共感をする」「答えを伝える」「権威性を表現する」
この3つです。
また、この記事を読んでいただくと「リード文の書き方」を一通り学べるように構成しました。
・リード文を書く際に意識してほしい3つのポイント
・リード文が重要な理由
・使い勝手の良いリード文の型
・実際にリード文を書くタイミング
上記の内容を具体例も入れながらご紹介しています。
この部分が「答えを伝える」部分になっています。
3.権威性を表現する
権威性を表現する理由は2つあります。
1つは、読者向けもう一つはGoogle向けに必要な要素です。
読者を意識して権威性を表現する
先に今回のリード文で「権威性を表現する」を意識しているのは以下です。
ヤマヒ「実は、文章を書く上で最も大事なパート、それが「リード文(導入文)」です。」
SEOのコンサルタントとして、インハウスSEOの講師として、数々の企業のオウンドメディアの支援をしているヤマヒです。
直近でも3ヶ月ほど前にインハウスSEOでやり方をお教えした記事からどんどん1位担っています。
<ツイッター>
- 顔出しで登場している事
- 実名で登場をしていること
- マーケターのとして仕事をしていること
- インハウスSEOの講師としての実績
- 実際に検索順位が上がっている様子
- ツイッターでの発信と反響
といった要素が書いてあることによって、
こういう人が書いているなら「リード文の書き方」の内容も信用できるだろう
と思ってもらえることで、その先の文章に対しても説得力を感じてもらえる様になります。
専門的な知識があればそれを書けばいいのですが「経験したこと」であっても十分に説得力の要素になります。
経験した自分の話を、まだ経験していない人は聞きたいものです。特に、自分と同じ境遇や年齢等の背景が同じ場合はより強く興味を持ってもらえるでしょう。
また、企業でウェブ担当者をしている場合は「実名や顔出しをしたくない」という方も多いと思います。
その場合は、特定されない範囲で文章を書いた人のプロフィールをかけると良いです。
検索エンジンを意識して権威性を表現する
Googleが公式に発表している検索品質評価ガイドライン(2017)の中で
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
この3つを略して、E-A-T (イート)を重要視すると公表しています。
※私が見出しで書いている「権威性」とは、E-A-T 全部のことを指して表現しています。
実際に日本語のGoogle検索では、2018年の医療アップデートという大きなアルゴリズムの変更がありました。
医療系のキーワードは命に関わる可能性もあり、医療アアップデート医者や病院などの権威性のあるサイトが上位に優先して上がる様になりました。
医療分野も含めて「人の生活や人生に大きな影響を与えうる分野」では特に権威性のある情報が優先されるようになっています。
その分野を表現する YLYM (Your Money or Your Life)という言葉もGoogleがガイドラインで定義しています。
Googleは、今後も誰だかわからない人が書いた文章ではなく、E-A-T のある人が書いた文章を上位化させる分野を広げていくと予想されています。
リード文の書き方がなぜ重要なのかを解説
リード文がダメだと検索順位が上がりません。
そのため、私は読者的にも、Google的にも「リード文は全体の中で一番大事な文章」だと考えています。
読者的にも、Google的にも、それぞれがなぜ重要なのかを説明させていただきます。
読者的に大事な理由:リード文が低品質だと離脱される
最初にリード文が「読者的に」大事な理由をご紹介しますと
です。
せっかく来てくれた読者も、読み始めてからすぐに心を掴まないとすぐに他のサイトに遷移してしまいます。
ここで、悪い例を1つ紹介したいと思います。
よく見かける悪いリード文のパターンは「関係ない話をして本題につなぐ」というものです。
個人ブログで見かけるのですが、企業のオウンドメディアでも、わざとくだけた感じにするためか、関係ない話をして本題につないでいるケースがあります。
具体的には以下の例です。
こんにちは!
最近太ってきてしまったので、ダイエット頑張ってます。
それでは最新のiPhoneについて解説します。
「最新 iPhone」で調べるユーザーにとって「ダイエット」は全く関係がないため、興味がないですし、見るサイトを間違えたと思われたり、違うと思われて読み進めてもらえなくなります。
本題と関係ないダイエットのリードが許されるとすれば「芸能人ブログ」だけです。
それはその芸能人自体に興味を持って読んでいるからであって、一般の方では通用しないのです。
Google的に大事な理由:リード文で離脱されると検索順位が上がらない
次にGoogle的に、つまり検索アルゴリズムに評価される上でリード文が大事な理由は、
です。
すぐに記事から出て行ってしまうというユーザーの行動をGoogleは記事の評価に反映します。
すぐに記事から出て行ってしまうということは、「この記事は読者の問題が解決できない記事だ」という評価をします。
その結果、検索順位が下がり、もっとちゃんと読者が読み進めてくれる記事が上位に上がっていきます。
<番外編>
ウェブサイトを運用するプロの中では「Googleは最初の1000文字ぐらいしかちゃんと読んでいない」という仮説があります。
つまり、リード文と目次、第1パラグラフないしは第2パラグラフぐらいまでしか文章を評価していない、という説です。
文章の上部ほど人が残っている、逆に言うと下に行けば行くほど読者が離脱をしていきますので、文章の上部ほど重要だという意味ではあながち外れてもいない気はします。
※私が自分で目視できるエビデンスがなく検証実験もしていないので番外編として紹介しました。
それでは、次にリード文の書き方をパターン化した型をご紹介します。
リード文の書き方をパターン化した型を公開
ここまで、リード文の書き方がなぜ重要かを解説してきました!
実際のところ、リード文の書き方に絶対的な正解はありません。
- 読者目線での言葉で「共感」
- 筆者目線での言葉で「共感」
- 筆者を紹介し「権威性」を確保
- 端的にまとめた「内容と結論」
- 本文へのつなぎ
それでは、それぞれの部分ついて解説をいたします。
1.読者目線での言葉で「共感」
検索で分かった悩みを読者の言葉で3つの文章にしましょう。
リード文ってどうやって書けばいいんだろう
リード文に決まった書き方があればそのまま使いたい
そもそもリード文なんて言葉を聞いたことなかったし重要なのかな
2.筆者目線での言葉で「共感」
読者の共感だけで筆者の話や内容・結論に入ると唐突な印象を与えてしまうので、筆者目線で読者に寄り添った文章を入れます。
文章の玄関とも言えるリード文。
普段からライティングをしていない人からすると意識することはなかった部分だと思います。
リード文という言葉を知っていても、書く側になったら実際どういう風にライティングしていいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
3.筆者を紹介し「権威性」を確保
筆者目線で共感をした後に、その共感を示した人は私です、と言う感じで自己紹介をします。
その中で、この記事を書くにあたって然るべき人物であることを伝えましょう。
よくどの記事にも同じプロフィールを入れているサイトを見るのですが、記事=キーワードごとに読者が求めている情報は異なりますので、求めている情報を発信するのに適した人だとわかる自己紹介を心がけましょう。
ヤマヒ「実は、文章を書く上で最も大事なパート、それが「リード文(導入文)」です。」
SEOのコンサルタントとして、インハウスSEOの講師として、数々の企業のオウンドメディアの支援をしているヤマヒです。
直近でも3ヶ月ほど前にインハウスSEOでやり方をお教えした記事からどんどん1位担っています。
<ツイッター>
4.端的にまとめた「内容と結論」
読者が求めているものがこの文章にあることを伝えるために、内容と結論を書きます。
リード文についてお話しすると絶対に抑えてほしいポイントが3つあって
「共感をする」「答えを伝える」「権威性を表現する」
この3つです。
また、この記事を読んでいただくと「リード文の書き方」を一通り学べるように構成しました。
・リード文を書く際に意識してほしい3つのポイント
・リード文が重要な理由
・使い勝手の良いリード文の型
・実際にリード文を書くタイミング
上記の内容を具体例も入れながらご紹介しています。
5.本文へのつなぎ
本文にスーッと流れて行ってもらうために、この記事を書いた人という詳細プロフィールと「それでは参ります!」と行った様な次に繋げる言葉を入れます。
この記事を書いた人
<詳細>
それでは参りましょう!
最後に、リード文を書くタイミングについてご紹介します。
リード文を書くタイミングについて
リード文を書くタイミングですが以下がオススメです。
- 構成・見出しを全部作ってからリード文を書く
- 全部の文章を書いてから再度リード文を書き直す
それでは、それぞれを見ていきます!
1.構成・見出しを全部作ってからリード文を書く
簡単に説明をしますと、最初にリード文を作るときには、どう言うことをどう言う順番で書くのか、が見えた「構成・見出しを作った後」に書きます。
初心者だといきなりリード文から書き始めようとする人がいますが、見出しが決まっていなければ、「内容と結論」を書くことができません。
2.全部作ってからリード文を書き直す
さらに全部作ってからリード文を書き直します。
その理由は、全体の文章を書いてみると、意外と見出しを変えたり増やしたりするからです。
最終的に出来上がった文章への発射台として正しい方角を向いているのか確認する意味でも読み直して、必要に応じて追記・修正してください。
まとめ
今回は、リード文の書き方について、概念から具体的な型まで包括的にご紹介をしました。
「共感をする」「答えを伝える」「権威性を表現する」という3つのポイントをぜひ意識してリード文を書いてみてください。
リード文は文章の中で最も重要なパートです。書き方がわからない方は、まずはご紹介したリード文の型を真似して書いてみてください。
また、実際にリード文を書くのは、構成・見出しを作った後に書き、全部の記事を書いた後に再度、追記・修正しましょう。
企業内のウェブ担当者やフリーランスでマーケティングに強くなりたい方などに向けた「ウェブマーケター養成講座【ヤマヒ塾】」(Youtube)の公開情報や関連ニュース情報をお届けします。よろしければご登録ください。▶︎ヤマヒ公式LINEのご登録