- Webマーケティングを勉強する方法が分からない
- Webマーケティングは独学でも習得できる?
- Webマーケティングを学べばWebマーケター転職もできるか知りたい
Webマーケティングが気になっている方の中には、このような悩みがある方もいるのではないでしょうか。
本記事では、Webマーケティング学習に関するよくある悩みや学習方法について、現役Webマーケター視点から詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
Webマーケティング学習に関するよくある悩み
Webマーケティング学習を始めるにあたって、特に質問の多い悩みについて解説します。
Webマーケティングは独学でも習得できる?
結論から言うと、Webマーケティングは独学で習得が可能です。
Webマーケティングは、書籍や講座といった座学(インプット)で学ぶというよりも、実践(アウトプット)から学ぶものだからです。
独学でWebマーケティングスキルを会得し、プロになったり稼いだりできるようになった人は何人もいます。
逆に言うと、知識をインプットするだけでは、実践で通用するWebマーケティングスキルは得られません。
Webマーケティングを実践で身に付けるのに、勉強スタイルは関係ありません。
愚直に試行錯誤や努力を続ければ、結果を出せる分野なのです。
Webマーケティングを学べば、Webマーケターになれる?
単に知識を付けるだけでなく、きちんと実績を積めば可能です。
Webマーケターには、下記2種類の働き方があります。
- 企業に雇用されて働くWebマーケテター
- 独立開業し、クライアント企業にコンサルティングを行うWebマーケター
前者の「雇用されて働く」ためにWebマーケター職に転職するには、年齢・経験が重要な要素です。一般的には年齢が上がるほど、転職は難しくなります。
一方、独立開業してWebマーケターになるなら、企業経験を積んでから独立したり、副業で受託したりする道もあります。
Webマーケティングを学びたいけど、勉強法が分かりづらい
Webマーケティングの範囲は、非常に幅が広いです。
そのため、どうやって勉強したらいいか分からない方も多いかもしれません。
Webマーケティングは実際に手を動かすことが一番の学びになるため、あらかじめ知識を得ておくというよりは、「必要なインプットをその都度していく」イメージです。
自分で売りたい商品や宣伝したいものを決めて、「集客・成約するにはどうしたらよいか?」というところから逆算してみてください。
Webマーケティング施策を実践しつつ、並行して書籍や動画・Webメディアなどから情報収集する癖を付けることがおすすめです。
Webマーケティングの学習範囲
非常に幅広い範囲のあるWebマーケティングですが、一体どのような学習内容・対応領域があるのでしょうか。主な学習範囲を分野ごとにまとめました。
Webマーケティング概論
Webマーケティング概論は、Webマーケティングについての基礎知識や概要を学ぶ分野です。
Webマーケティングに関する主な手法や専門用語など基本的な内容を理解しておくと、実務でいちいち立ち止まらずにスムーズな施策が行えるようになります。
具体的な内容としては、下記のようなものがあります。
- Webマーケティングの全体像の理解
- Webマーケティングで使われる専門用語の理解
- リサーチの方法
- 戦略の立案・目標設定方法
集客施策関連
Webマーケティングは基本的には、特定のWebサイトに集客するところから始まります。ここでは、Webマーケティングにおける主な集客施策について説明します。
SEO
SEOは、企業からとくに需要が高いWebマーケティング施策です。
SEOは他のWebマーケティング施策に比べて、圧倒的に少ないコストで継続的な集客が見込めるからです。
ちなみに、SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」を意味します。Webサイトが検索結果で上位表示されるよう、内部対策・外部対策などを行うことをSEO対策といいます。
サイトに多くのアクセスを集めるには、知識に基づいたSEO対策を行うことが重要です。
Web広告
Web広告運用スキルは、SEOと並んで企業からの需要が高いスキルです。
広告費は掛かるものの、Web集客の手段の中でもすぐに効果が出やすいからです。
また効果がすぐ表れる分、Webマーケターとして働く際にはクライアントに提案しやすいメリットがあります。
ちなみにWeb広告には、下記のように様々な種類があります。
リスティング広告 | ユーザーが検索したキーワードに連動して、検索結果ページの最初に表示される広告の総称 |
ターゲティング広告 | ユーザーの登録情報や閲覧履歴を基に属性や興味分野を抽出し、ユーザーに対してサイト内で適切な内容を表示できる広告 |
SNS広告 | Facebook・Instagram・TwitterなどのSNSプラットフォームを活用した広告 |
SNSマーケティング
SNSマーケティングとは、InstagramやFacebookなど人気SNSを活用してファンを獲得し、企業の売上アップや成長につなげるマーケティング活動のことです。
メリットには、集客に加えて下記のようなものがあります。
- 認知度向上
- 顧客との関係構築
- ブランディング
- 顧客ロイヤリティの向上
SNSマーケティングは取り組むハードルが低いため、個人でも実践経験が積みやすいのも特徴です。
メールマーケティング
メールマーケティングとは、Eメールを利用してユーザーにアプローチを行うマーケティング手法全般を指します。
集客施策としてだけではなく、再訪促進やファン作りとしても使えます。
メールマーケティングを行うメリットは下記の通りです
- 印刷費用や発送費用が掛からず、安価に始められる
- ユーザーひとりひとりの興味にあった配信ができ、コストパフォーマンスが高い
- 開封率やメールからの成約率が分かるため、効果検証がしやすい
メールマーケティングでは、ユーザーそれぞれの属性に合わせてメールの内容やタイミングを変えて、そのユーザーに最も適した条件で送ります。
その点が、受信者全員に向け、決められた日や時間に同じ内容を送る「メルマガ」とは異なります。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、価値あるコンテンツ(情報)を使ったマーケティング手法・概念のことです。
広告ではなく顧客にとって価値あるコンテンツを作成し、潜在的見込み客に認知してもらうところからニーズを育てて購買を促します。最終的には自社サービスのファンになって定着してもらうところを目指します。
集客や認知にとどまらず、リピート・ファン化といった幅広い購買意思決定のプロセスでアプローチできるところが特徴です。
コンテンツマーケティングを行うための具体的な施策の一例を下記に挙げます。
- 記事コンテンツ
- SNSマーケティング
- メルマガ
- 動画コンテンツ
- LP(ランディングページ)
- オンラインイベント
- ホワイトペーパー
再訪促進(リピート施策)
再訪促進とは、一度商品を購入したユーザーと良好な関係を継続的に構築し、リピーターになることを促すものです。
再訪促進をするメリットは、下記の通りです。
- 新しいユーザーを獲得するよりも、コストが安価
- 既存顧客による口コミ効果が得られる
リピーター獲得のための代表的な施策には、メールとSNSがあります。
どちらにおいても、成果を測定するためのKPIを設定し、施策を行った後は、効果測定を行うことが大切です。
データ分析・サイト内改善
Webマーケティングはデータ分析にスポットがあたりがちですが、分析は改善施策のための手段でしかありません。
サイトの表示スピードや本文のメリハリなど、分析からボトルネックを見つけ出し、複数項目を改善することで、集客数・CVRの向上や、リピート率の改善が期待できます。
サイト改善は、具体的には以下の6つの流れを繰り返して行います。
- データ分析・現状把握
- 課題の洗い出し
- 課題解決のための仮説立案
- 仮説に基づいた施策立案
- 施策の実施
- 効果の測定
Webサイトは、公開してからの運用が重要です。
サイトの分析や改善ができれば、運用の仕事も任せてもらいやすくなります。
現状分析から問題を発見し、それを改善する施策を行えば、大きな成果につながることもあるでしょう。
Webサイト制作知識
Webサイト制作に関する知識としては、以下3つを付けることがおすすめです。それぞれ詳しく解説します。
WordPressに関する知識
SEO対策のために記事制作を行うなら、WordPress知識は必須です。
WordPressは、CMS(ホームページのコンテンツを更新するための管理システム)のシェアNo.1を誇っています。
企業の運営するメディアも、WordPressを使って作られているものは非常に多いです。
Webマーケターを目指すなら、WordPressでWebサイトやコンテンツを制作する流れを知っておくことが必要です。
ただし、WordPressのテーマを作成したり、プログラミングまでできるようになる必要はありません。
自身でWordPressを使って実際にサイトを運営すれば、必要な知識は身に着きます。
HTML・CSS・JavaScript知識
こちらは必須知識というよりも、知っておくとより視野が広げられる推奨知識です。
Web制作知識があると、Webエンジニアともコミュニケーションが取りやすかったり、簡単な作業なら自分で行って時短できるメリットがあります。
ただし、JavaScriptなどのプログラミング言語を使うのは、Webマーケティング業務の一部に限られます。
ちなみにHTMLは、Progateやドットインストールなどオンライン講座を視聴することで体系立てて学べます。
一部無料で閲覧できる箇所もあるため、そこから始めて見るのがおすすめです。
知識が付いたら、一度ゼロからサイトを作ってみてもよいでしょう。
デザイン・デザインソフト操作
こちらもHTMLなどと同様、必須スキルというよりは推奨スキルです。
デザインソフトに触れると、自分でバナーやアイキャッチを作る際にも利用できて便利です。
デザインソフトには多くの種類がありますが、全て分かるようになる必要はありません。
Webマーケティング学習のおすすめ方法7選【インプット編】
Webマーケティングの学習方法を、インプット・アウトプットの2種類に分け、おすすめ方法についてまとめました。ここでは、インプット方法を7つご紹介します。個々人の学習しやすさや目的に応じて、サービスを検討してください。
1.オンラインサロンで学ぶ
オンラインサロンで学ぶと、参加者同士の交流もあるため、一人で学ぶよりもモチベーション維持がしやすくなるメリットがあります。
当サイトを運営しているヤマヒも、Webマーケティングのオンラインサロン「ヤマヒ塾」を運営しています。
ヤマヒ塾に参加すると得られるベネフィットは、下記の通りです。
- 現役Webマーケターによる講義が月額1,250円で受けられる
- 転職・就職対策講座があり、オンライン・テキストで個別相談ができる
- Webマーケティング講座・転職講座の過去アーカイブも自由に見られる
- 動画は全てダウンロードできるため、インターネット環境のないところでも視聴可能
私以外にも現役Webマーケターが多数在籍しており、Webマーケティングスキルを付けたいメンバーが集まっています。
「ちょっとWebマーケティングを勉強してみようかな」と思ったら、気軽に参加してみてください。
2.オンライン講座を受講する
新型コロナウイルスの影響もあり盛んになっているオンライン講座は、忙しい社会人でも自宅で学習できる点が魅力です。中でも有益な講座を、以下でご紹介します。
ヤマヒ塾オンライン実践型SEOライティング講座
Webマーケター・ヤマヒが教えるSEOライティングの実践講座です。
下記のような特徴があり、SEO初心者でも実践的なSEOライティングが学べます。
- 構成案の作成課題とプロによる添削で現場のSEOライティングが学べる
- チャットルームでいつでもプロに質問可能。疑問を残さない
- 講座内容に満足いただけなかった場合、全額返金保証される
講座受講後、希望者へはSEOライティング業務の発注やWebマーケティング業界への転職相談・支援サービスを提供しています。
これからのWebマーケティング業界で通用する人材になるためには、SEOライティングスキルは不可欠です。
SEOライティングを集中して身に付けたい方は、まずはこちらの講座から始めてみてはいかがでしょうか。
ジッセン!オンライン
ジッセン!オンラインは、受講ユーザー数1万人以上のデジタルマーケティング領域専門eラーニングサービスです。
「Webマーケティングとは?」といった基礎的内容から、「SEOコンサルタント育成講座」「EC運営」といった専門的内容まで、デジタルマーケティングやWebマーケティングに関連した幅広い内容が学べます。
- 実務レベルで使える実践的な内容を動画で解説
- 企業経営者ら一流の講師70名以上が講義
- プレミアム会員は月額4,900円(税込)とリーズナブル
Googleデジタルワークショップ
Googleデジタルワークショップは、Googleが提供する無料のeラーニングサービスです。
その中の「デジタルマーケティング講座」は、デジタルマーケティングの基礎を体系的に学べる動画講座となっています。
初めてWebマーケティングに触れる人や、独学でWebマーケティングを学んでいる人が知識を確認するのにぴったりです。
- Google公式の認定証が取得できる
- 無料で基礎から応用まで全106のレッスンが受けられる
- 1回3分前後の動画学習。身近な事例で分かりやすい
URL:https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp/
アナリティクスアカデミー
アナリティクスアカデミーは、Googleが提供している無料のオンライン学習サービスです。
「Googleアナリティクス初級者向けコース」「Googleタグマネージャーの基礎コース」など4つのコースがあり、無料動画を見ながら受講できます。
コース終了後のテストに合格すると、修了証明書ももらえます。Web解析の基礎知識を気負わず身に付けられるので、初心者におすすめです。
- Googleが提供する無料のオンライン学習コース
- Googleのデータ分析ツールが学べて、Web解析の基礎知識付く
- GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)取得にも活用できる
URL:https://analytics.google.com/analytics/academy/
ferret WEBマーケティング講座
ferret WEBマーケティング講座は、Webマーケティングメディア「ferret」に設けられたマーケティング学習コンテンツです。
Twitter Japan株式会社など大手企業による監修・講座提供もあり、内容は折り紙付きです。
Web入門マーケティング入門やアプリマーケティング・SNS運用まで幅広い分野がテキストで学べるため、忙しい社会人でも仕事の合間に効率よく学習できます。
- テキストベースのため、短時間でかいつまんで学習できる
- マイページで学習の進捗を把握できる
- LINE@・PinterestなどSNS運用まで学べる
URL:https://ferret-plus.com/curriculums
3.動画コンテンツを見て学習する
絵やスライド・音声解説などを駆使して分かりやすく学べるのが、動画コンテンツのメリットです。
移動時間や隙間時間にも繰り返し見ることで、頭に入りやすくなる点もおすすめです。
ヤマヒ塾公式YouTube
現役Webマーケター・ヤマヒが運営する公式YouTubeチャンネルです。
Webマーケティングを軸に、Webマーケターの仕事内容やビジネスニュース・Webマーケティングのトレンドを解説しています。
Webマーケター視点から、転職・就職活動や学習の参考になるコンテンツを豊富に用意しています。
- 現役Webマーケターがマーケター職をリアルに解説。イメージが湧きやすい
- Webマーケターになる方法が特に豊富に紹介されており、参考になる
- Webマーケター視点でのIPO・ニュース解説も人気
URL:https://www.youtube.com/c/yamahi
Udemy
Udemyは、世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。
「マーケティング」カテゴリーには、デジタルマーケティングやSEO・コンテンツマーケティングなどの動画教材が多数用意されています。
1講座買い切りのため、安心してリーズナブルに利用できます。
レビューやプレビュー動画を参考にして購入でき、返金保証もあるため、安心して買えるのもうれしいポイントです。
- レビューを参考にして自分に合ったコースが学べる
- 初回購入やセールの時期には割安で購入できる
- 条件を満たせば、30日以内なら返金してもらえる制度がある
URL:https://www.udemy.com/ja/courses/marketing/
Schoo
Schooは、毎日無料のオンライン生放送授業を開催しているコミュニティサービスです。
生放送で開かれる講義は参加無料で、録画授業も月額980円(税込)で見放題とリーズナブルです。
サイトやアプリのデザインがきれいで、受講履歴やお気に入りコース登録もでき、
モチベーションも維持しやすいでしょう。
- 月額980円(税込)で全ての録画授業が視聴可能。生放送なら参加無料。
- 1授業3分から学べるコンテンツもあり、時短学習できる
- 録画授業は目次付き。チャプターごとに簡単に見直せる
4.Webメディアを活用する
Webメディアを使った学習は、テキストベースなので検索しやすく、知りたい項目をピンポイントで学習しやすいメリットがあります。
Webマーケティングに関するニュースを扱ったWebメディアでは、現場担当者の生の声やトレンドが分かるものもあり、業界情報を得るのに適しています。
ヤマヒ塾公式サイト
Webマーケター・ヤマヒが運営する公式サイトです。
Webマーケターという職業の魅力や、Webマーケティング・業界の情報について発信しています。
「初心者のためのブログ完全講義」は特に人気のコンテンツです。
現役Webマーケターの視点からコンテンツが提供されているため、効果的なWebマーケティング施策・SEO対策について学べます。
- 現役Webマーケターの考えや情報を知ることができる
- Webマーケター転職・就職活動のコツが掲載されている。転職体験談もあり
- Webライティングやブログ運営情報が豊富
ferret
ferretは、「マーケターのよりどころ」がコンセプトの日本最大規模のWebマーケティングメディアです。
運営会社である株式会社ベーシックは、企業向けWebマーケティングツールも提供しており、実践に基づいたWebマーケティングノウハウや課題解決方法が提供されています。
インタビュー記事や事例記事も豊富で、楽しみながら学べる点も魅力です。
- Webマーケティング初心者からマネージャーまで役立つ分かりやすい記事
- 登録会員数45万人の実績がある魅力的なコンテンツ
- Webマーケティングに役立つツールやイベント情報も掲載
Web担当者フォーラム
Web担当者フォーラムは、企業のWeb担当者・マーケディング担当者のためのメディアサイトです。
「明日役に立つ」をコンセプトに、Webマーケティングノウハウやニュースを平日毎日更新で提供しています。
デジタルマーケティングや著作権問題について「マンガで楽しんで学べるコンテンツ」で詳しく解説されており、楽しみながらWebマーケティング知識が身に付きます。
- ニュース記事からマンガによる解説記事まで幅広いコンテンツ
- ワークショップ・オンラインセミナー情報もあり
- Webマーケティング担当者へのインタビュー記事に重きを置いており、Webマーケティングの現場を知るのに役立つ
URL:https://webtan.impress.co.jp/
MarkeZine
MarkeZineは、多数のマーケティング関連書籍の出版実績をもつ「翔泳社」が運営するマーケター向けメディアです。
デジタルを中心とし、広告・マーケティング領域までカバーしており、取り扱うジャンルはDX(デジタルトランスフォーメーション)からCX(カスタマー・エクスペリエンス)・テレビまで幅広いのが特徴です。
ユーザーの多くは企業のマーケティング担当者であることから、就職・転職活動のための情報収集にも役立つでしょう。
- 月間100万PVを誇るた国内初のデジタルマーケティング専⾨メディア
- 業界キーマンや企業担当者・役員へのインタビュー記事などを含む豊富なコンテンツ
- イベントやセミナー・定期誌まで展開
バズ部
バズ部は、ブロガーの間でとくに有名なコンテンツマーケティング・Webマーケティングの特化型メディアです。
コンテンツの有益さから、サイト運用開始4ヶ月で月間100万PVを達成した実績があります。
初めてコンテンツマーケティングやSEOといった言葉に触れる人にも分かりやすい記事が、ステップごとに解説されているため、目を通しておくと知見が広がるでしょう。
- WordPressやSEO知識がない人向けの細かい解説コンテンツあり
- 文章テクニックなどライティングやデザイン領域もカバー
- ランディングメディアやソーシャルメディア・メルマガに関する記事も。一読の価値あり
5.スクールに通う
「独学するのはちょっと難しい」「集中的に学びたい」という方には、Webマーケティングスクールに通うという方法もあります。
Webマーケティングについて体系的に学べ、通学期間も限られているため怠けにくいといったメリットがあります。
無料体験会などを設けているスクールもあるため、参考のためにHPを確認してみてもよいでしょう。
6.書籍で体系的に学ぶ
Webマーケティングについて体系的に学ぶなら、書籍を使う方法もおすすめです。
ちなみにWebマーケターの必読書として私がおすすめするのは、『THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス』という本です。
THE MODEL(ザ・モデル)とは、そもそもアメリカの顧客管理システム会社であるSalesforceが提唱した営業プロセス概念です。
著者の福田康隆氏は、アメリカ本社でTHE MODEL型営業プロセスを経験し、日本法人でそれらを改善しました。その手法を、書籍で紹介しています。
BtoBを前提に書かれていますが、他ケースでも当然のように使われるフレームワークのため、Webマーケターならぜひ知っておいた方がよいでしょう。
ただし、Webマーケティングは移り変わりが激しい分野のため、書籍として編集された時点で、その「情報はもう古い」といったことも往々にしてあります。
あくまで「参考のために読む」「調べたいことがあるから読む」といったスタイルにし、最新情報はSNSやWebメディアで仕入れるとよいでしょう。
7.セミナーから情報を得る
セミナーからWebマーケティング情報を得ることには、以下のメリットがあります。
- Web界隈の最新情報を得るのに有用
- 実際にWeb界隈の人に会えたり、生の話が聞けたりする
Webマーケティングに関するセミナーは、WebマーケティングメディアやWebマーケティング関連の会社でも主催されています。
最近はオンラインで開催されることも多いですが、イベントサイトでも探せますので、一度のぞいてみてもよいでしょう。
Webマーケティング学習におすすめの方法5選【アウトプット・実践編】
繰り返しになりますが、Webマーケティングスキルを付けるために最も重要なのは「実践」です。
ここでは、おすすめの実践方法を5つご紹介します。インプットと並行して、ぜひアウトプットも行いましょう。
1.ブログなどの運営媒体をもつ
ブログなどの媒体を運営すれば、データ分析やサイト改善スキルが身に付きます。
WordPressやHTML・CSSなど、サイト運営に関する知識も並行して得られるため、たいへんおすすめです。
スキルアップになるだけでなく実績作り・実務経験にもなり、就職・転職やクライアントワークにも活かせます。
2.Webライティング案件を受注する
Webマーケティングを成功させるには、ユーザー心理を分析して文章に落とし込むライティングスキルが必要です。
案件によっては、ライティングスキルアップにつながったり、SEO知識を学ぶ機会になるかもしれません。
クラウドソーシングサイトを使えば案件単位での募集があるため、仕事や家事をしながらでもWebライティングの仕事が請けられます。
「収入を得ながらスキルを身に着けたい」「まずはライティングスキルを付けたい」方には、Webライティング案件の受注がおすすめです。
3.Webマーケティング会社に就職する
SEOコンサルティング会社や広告代理店などのWebマーケティングを手掛けている会社も、Webマーケティングスキルを付けるにはよいでしょう。
Webマーケティングに本業で取り組むことができ、実務経験にもなるためレベルアップも期待できます。
ただし、転職・就職活動には戦略も必要です。
4.SNS運用を行う
SNS運用を個人で行うと、下記のような学習メリットがあります。
- 就職・転職のときのアピールになる
- ブログなどのコンテンツへの流入が増える
FacebookやtwitterなどのSNSに広告を出したり、SNSアカウントをもっている企業は数多く存在します。SNSの運用実績があれば、就職・転職のときにアピールできるでしょう。
また、SNS運用にはあまり費用が掛からず自分のペースで運用できるメリットもあります。
5.Web広告運用をしてみる
もし自分のサイトをもっているなら、それらのWeb広告を実際に出稿してWebマーケティングスキルを磨く方法もあります。
Web広告運用の学習メリットは下記の通りです。
- Web広告運用職は、求人数が多め
- 営業職でWeb広告運用に携われる仕事もある
- 売上アップに直結でき、成果が分かりやすい
Web広告の特性上、広告運営にはクリックの受け皿であるWebサイトをもっていることが前提となります。
また、Web広告媒体に関する知識を付けたり、広告設計や管理画面にも慣れたりする必要があります。
アカウントをもつだけなら、費用は掛かりません。実際にアカウント画面を触ったり、広告媒体のヘルプページを読み込むところから始めてもよいでしょう。
まとめ
Webマーケティングは、独学でも学習して会得することが可能です。
Webマーケティングの勉強法には、インプットとアウトプットの2種類がありますが、本当にWebマーケティングスキルを付けるには、手を動かすことが一番大切です。
Webマーケティングを学びながらサイト運営などを行い、実績を積めば、業界未経験でもWebマーケターとして就職・転職したり、独立開業することもできます。
まずは安価でも学べる動画コンテンツやWebメディアから、Webマーケティング知識を深めることから始めてみてはいかがでしょうか。