フリーランスをしていてコンサルティング業務をしてみたい
フリーランスでコンサルをするにはどうしたらいいんだろう
コンサルをしているフリーランスって実際どんなことしてるんだろう
フリーランスとして日々クライアントやカスタマーのために頑張っている方も多いと思います。
今の仕事がライティングやプログラミングなど作業代行をしている方であれば、コンサルティングの業務やメディアでの情報発信など仕事の幅を広げたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
というわけで、こんにちは!
フリーランスマーケターのヤマヒです!
今回はフリーランスでコンサルティング業務をしてみたいと思っている人に私の実体験から参考になるお話ができればと思っております。
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
Twitter▶︎@yamahi_official / YouTube▶︎ヤマヒ塾 /サロン▶︎ヤマヒ塾
それでは参りましょう
フリーランスで企業向けにSEOコンサルを実施
私はフリーランスで企業様にインハウス SEO やSEOコンサルティングをご提供しています。それらの方はブログや YouTube で SEO のノウハウを発信というのも行なっております。
そのような中、お客様から 以下の質問をいただきました。
質問
「ヤマヒ塾でSEOノウハウ全部出しちゃっても、本業のインハウスSEOは大丈夫なんですか?」
回答
大丈夫です。
なぜ大丈夫なのかを解説した動画をアップしていたのですが、コンサルティングで提供している価値が何なのかということについて解説をしました。
今回、このブログでコンサルティングを提供するということはどういうことなのかをお話しするにあたって参考になると思いますし、文章でも同じく解説をしていきたいと思います。
※音声で聞いて学びたいという方は動画をご覧ください。このブログの後半でも同じ内容を文書でご紹介しています。
それではまずお伝えしたいことがありますので次に行きましょう。
フリーランスのコンサルって結構難しいです
残念ながら、フリーランスでコンサルティング業をするというのは、誰にでもできるようなことではないかなという風に思います。
コンサルティング業務をしていきたいのであればぜひ以下の三つを揃える必要があると思います。
- 商品・サービスづくり
- マーケティング・営業スキル
- オペレーション実行力
一つずつ簡単にご紹介していきます。
商品・サービスづくり
まず最初に商品・サービスづくりをする必要があります。
コンサルティングという形のない業務だからこそ、
- 自分自身でどういったことをするのか
- それによって誰の何の問題を解決するのか
- そしてその費用はいくらなのか
設計をする必要があります。
値付けなんてしたのがないという人はいるかもしれませんが、あなたが行おうとしているコンサルティングの内容が今いくらで流通をしているのかというのを調べましょう。
そしてこの中で最も重要なことは、「誰の、何の問題を解決するのか」という点です。
ここについては、以下の記事ので詳しく解説しましたので参考にしてみてください。
まずはきちんとあなたの売り物をあなた自身が定義をしてそれによってどんな価値提供するのか言葉にしてみましょう。
次にマーケティング営業スキルについてご紹介します。
マーケティング・営業スキル
コンサルティングを受注したいと思った時に大きなハードルになるのか営業です。
私は日頃、常に5社以上のお客様に対してコンサルティング業務をしておりますが、これまで1社として私から営業したことはありません。
というのは自分からコンサルティングの商品を作って営業したところで受注率というのはかなり低くなると想定されるからです。
コンサルティング業務はその前提として信用を作り、この人に頼んだら問題解決してもらえるんではないかという風に思ってもらうところがスタートです。
こちらからのプッシュ営業というのはあまり向いていないサービス内容だと言えるでしょう。
そのためプル型で問い合わせいただけるようなマーケティングというものが必要になってきます。まずはあなたがどういうことをやってるのかどういう実績があるのかというのをきちんと発信していきましょう。
またあなた自身に信用がなかったとしても、 人の信用を借りてサービス提供していくことは可能です。
それはつまり代理店や友人知人などの紹介といったものがそれにあたります。
営業方法についても詳しく解説したことがありますのでよかったら見てみてください。
オペレーション実行力
最後に実行能力オペレーション能力というものが必要です。
コンサルティングをするにあたっては大きく分けて
- 初期段階における調査や分析を行い戦略を描くというフェーズ
- 描いた戦略に基づいて日々運用オペレーションをしていくフェーズ
とに分かれます。
特任初期の調査や分析をしっかりと行なって、自社の強みや予防のポジショニング市場の成長性・方向性を加味して当社が進むべき方向をご提案します。
今までコンサルティングをしてきて感じていることは、私の場合であれば SEO が専門ですが、 そういった専門領域に入る前の情報の整理がちゃんとできていないというお客様が結構います。
いま自分たちがどう言った状況なのか数字で把握をしたり、競合と比較をして 俯瞰してどう言った場所に立っているのか、まずは現状を正しく把握するということからやっていく必要があります。
現状が分かった上で、初めて専門的な知識も使いながらどういう戦術でゴールを目指すのかという画を書いていきます。
そしてクライアントとの話し合いで戦略が確定押したら、それに基づいてゴリゴリとオペレーションを進めていくということになります。
基本的にオペレーションを進めていくのはお客様側なので、その進捗が問題なく進むのか、そして新しい状況変化で何か打ち手でを変える必要があるのか、などを追っていきます。
ここまでフリーランスがコンサルティングを行う際に必要な要素を簡単にご説明しました。
フリーランスのコンサルが続けられる理由
ここからは私がフリーランスでコンサルティングを続けられている理由についてご紹介します。
インハウスSEOはSEOの研修なのですが提供価値という意味では、以下の3つの要素から成り立っています。
- 情報を整理する役割
- ノウハウを提供する役割
- 伴走するトレーナーとしての役割
それでは簡単に紹介していきます。
フリーランスがコンサルする価値(1)情報を整理する役割
インハウスSEOにおいても、お客様の現状を正しく理解するために、現状の情報を正しく整理するという役割があります。
自社・競合を分析するとともに、情報をMECEに分けて、クリティカルシンキングで取り組むべき課題を浮き彫りにしていきます。
間違った情報や数字に基づいて戦略を作ってしまうと方向性がズレてしまいますので、正しい数字を手元で整理するということは非常に重要です。
お客様が自分自身ではなかなか整理しきれない部分もあるので、第三者の立場から客観的な情報の整理をしていきます。
フリーランスがコンサルする価値(2)ノウハウを提供する役割
二つ目はノウハウを提供するということです。
ノウハウの提供に関してはこういったブログや YouTube でも発信をしていってるのですが、 お客様に対してという意味で言うと実際に実行してもらったものに直接コメント修正をしていくなど、具体的な作業レベルでの伝達が可能になります。
私が YouTube やブログでいくら持って行くのを這うを発信したところで、直接担当させていただくということには及ばない理由はここにもあります。
フリーランスがコンサルする価値(3)伴走するトレーナーとしての役割
三つめの役割は伴奏するトレーナーとしての役割です。
ノウハウを教えておしまいではなく、実行して結果に繋がってこないと意味がありません。
運用フェーズでは、スケジュールをしっかりと固めてゴリゴリと進めていきます。
実行を伴走して定期的なミーティングまでに課題をやってもらうということを繰り返すことでお客様がノウハウを吸収できるようにしつつ、事業としても成果が上がるようにご支援をしていくということになります。
フリーランスでコンサルを目指す人へ
今回フリーランスでコンサルティングをしてみたいという人に向けて、私の考えや経験をまとめてみました。
コンサルティングというのはアウトプットの形が決まっていないため、お客様は「どういう風にすべきなのか」という具体的な提案を求められます。
事前に自分の中でどういうステップで何をお伝えしていくのか、全体の流れを具体的に落とし込んでお客様とすり合わせをしていくということが良いでしょう。
日頃から YouTube でもフリーランスでの仕事をうまくいくためのノウハウを発信していますので、是非チェックしてみてください。
企業で通用するwebマーケターになる情報をLINEで発信中!登録特典として「Webマーケターとして最初の月収20万円を稼いだ方法」のPDFと「活躍するWebマーケターに必要な能力」について大手フリーランスエージェントの事業責任者との対談動画をプレゼント!