自信ない人の自己肯定感の生み出し方

※本記事は、YouTubeで動画として公開しており、ラジオ的に聴いていただくことも可能です。

※動画の原稿を簡単に編集したものなので、動画の方が詳しく解説をしています。

過去うまく行かないことが続いたり、大きな失敗をしたりすると、自分に自信がなくなりますよね。

その間、失敗もしましたし、辛いと思うこともたくさんありましたが、自分の心・精神をセルフコントロールすることで、継続的に前進を続けることができました。

今回はそんな私の経験から、「過去」に引きずられる自分から抜け出だして、自己肯定感を高める方法をお話しします。

自信ない状態から自己肯定感を持つ（１）事実と解釈

まずは私の二つの経験談からお話をしたいと思います。

なぜ私がスウェーデンに留学をしたかと言うと、一言で言うならば天邪鬼な所があるからです。

大学から留学をする先としては8割がアメリカとイギリスでした。残りの2割が他の国で真田家の多くは英語圏ではないのという状態でした。

スウェーデンも母国語はスウェーデン語ですが、ほぼみんな英語が喋れる大学の授業も英語で受けられるということで選択をしました。

この「スウェーデンに留学をした」というのは事実です。

そしてそのことを用いて解釈が行われます。例えば

「中途半端な英語力しかないのは、本流のアメリカやイギリスに留学をせず、スウェーデンなんかに留学したからだ」

といったことです。

別の方向から考えた時に

「あの時にスウェーデンを選ぶような人と違うことを選び続けられる人だから今成功できるんだ」

といった解釈もできます。

その当時私は IT 企業に勤めながら自分でも会社を興し苦行で EC サイトの運用をしていました。

実際に商品を仕入れてインターネット上で販売をして梱包して送るという流れです。

実はこの授業あまりうまくいかず、撤退する費用も含めて300万円ぐらいは失いました。

副業をやったけどうまくいかなかった、これが事実です。

それを題材に解釈が加わります。例えば

「いつも勢いだけでやってるから失敗をしてしまうんだ」

という解釈です。または

「若いうちに失敗を恐れず副業したからこそ、今フリーランスでうまくやれるんだ」

という解釈もできます。

これらの例で説明したかったことは、変わらない「事実」と変わる「解釈」が同居しているということです。

次に詳しく解説していきます。

自信ない状態から自己肯定感を持つ（２）解釈が変わる

私たちは、誰もが今日まで色々な取り組みをして、結果として最初思っていたことと違うことになってしまったり、失敗したなという経験は誰もがあると思います。

実際に行ったこと、その結果は、事実であり後からどれだけ悩んでも変わることはできないことなのです。

「スウェーデンに行ったこと」や「副業で300万円とかしたこと」

これらを時間を遡って違う国を留学先にしたり、副業がうまくいったと言った事実に書き換えることはできません。

私たちは過去にとらわれることは無駄なのです。事実は変えることができません。

そして事実に対する解釈が変わるのです。

この原理こそ、気づいてほしいポイントです。

自信ない状態から自己肯定感を持つ（３）解釈は「今から」で決まる

では、事実に対しての解釈を何が決めているのでしょうか。

それは、今の自分であり、これからの自分なんです。

今が良ければ全ての過去を肯定することさえできるのです。

逆に、今が悪いと思っている人は過去の色々な出来事を 今に至る原因として否定的に捉えてしまいます。

でも、もう一度原理原則に基づいてみると、事実は変わらないのです。

過去のダメだった事失敗した事に引きずられて自己否定し、今もよく出来ないということが最も大きな過ちです。

今を良く捉えれば、過去はポジティブなものへと変わるのに、過去に引きずられてしまうということほど損なことはありません。

だからもう、過去のことで悩むのはやめましょう。

過去の自分を否定して自信を失う必要はありません。

今からの自分が、全ての過去の自分の解釈を書き換えることができるのです。

自分の価値を決めるのは今であり、これからの自分なのです。