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新型肺炎ショック?これから起きる3つの出来事を予測【仕事における新型コロナウイルス対策・生き残る準備】

新型肺炎ショック2

※動画で公開してるので、ラジオ的に聴いていただくこともできます。

※本記事は動画を簡易的にまとめたものです。動画の方が詳しく解説しています。

この記事を書いた人

ヤマヒヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
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新型肺炎ショックが始まった


新型肺炎「世界景気下押し」ということでIMFトップ会見が発表されました。

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は中国発の新型コロナウイルスによる肺炎について「世界景気に短期的な減速をもたらす可能性がある」との懸念を表明した。

「旅行ビジネス、生産部門やサプライチェーンの混乱を引き起こし、旅行ビジネスにも影響を与えている」と語った。03年に深刻化した重症急性呼吸器症候群(SARS)の際に「世界経済の減速幅は0.1%にとどまった」と分析しつつ「中国経済が世界に占める割合は当時の4%から現在は18%まで拡大した」と指摘。

世界景気を下支えするため「中銀には20年中も金融緩和を維持するよう強く求める」とも主張した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55158740S0A200C2MM8000/

実際に、スターバックスが中国国内の店舗の半数以上の2000店超を一時閉鎖、マクドナルド750店舗のうち160店舗閉鎖、ユニクロ270店舗閉鎖など、実体経済に悪影響が出ています。

上海株価下落で始まった下降局面

根本の原因が疫病による不安なので、経済政策で根本原因を対峙することができません。

中央銀行にあたる中国人民銀行は、日本円にしておよそ18兆7000億円を金融市場に供給する公開市場操作を実施すると発表しましたが、その効果は限定的となっています。

どれぐらいの影響が予測されるか

SARS

ある中堅アパレルの幹部は、「2002年後半から2003年にかけて流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)は、およそ8カ月影響が続いた。今回の新型コロナウイルスも、半年くらいマイナス影響が続くのではないか。中国に限らず、日本国内でも人が集まるところに買い物に行くのを控える動きが出るので、じわりと影響が出てくるはず」と先行きを危ぶむ。
https://toyokeizai.net/articles/-/327991?page=3

リーマンショック

  • S&P500は6ヶ月間かけて45.9%下落したあと1年9ヶ月かけて元の値に(2年3ヶ月影響)
  • ダウは6ヶ月間かけて42.7%下落したあと1年8ヶ月かけて元の値に(2年2ヶ月影響)
  • 日経平均は6ヶ月間かけて41.3%下落したあと4年かけて元の値に(4年6ヶ月影響)

6ヶ月ぐらい下降局面があって、そこからじわじわと2年以上かけて回復していきます。
過去の例を見ると、この2年を耐えないといけません。

新型肺炎ショックで今後が起きる3つのこと

今後起きること
  1. 黒字リストラの加速
  2. 広告費・外注費カット
  3. 業務の単価下落

1. 黒字リストラの加速

去年から黒字リストラというキーワードが出ています。いつか不況が来ることへの予測と業務のAI化から、黒字リストラをしていく会社がありました。

今回の不景気・ショックにより、黒字リストラの加速が見込まれます。不安が蔓延し、すでに進んでいる黒字リストラを他の会社も進めます。

2. 広告費・外注費カット

無駄な経費に対する目が厳しくなっていくでしょう。広告費が最も最初にカットされます。

ただし、採算の合うところまで落ちるだけで、なくなりはしません。

次に、外注費がカットされるでしょう。外注費の中でも、コストパフォーマンスの悪いものはカットされていきます。

採算があっていても、単価の大きなものは見直しされる可能性があります。

3. 業務の単価下落

黒字リストラが行われます。労働市場に人が出てきます。AI化が進みます。この3つが重なることにより、機械やロボットに置き換えられる単純作業の単価が下がります。それに伴い、業務の単価もどんどん下がるでしょう。

新型肺炎ショックから生き残るための準備

死なないことが大事です。再起できるように意識することが必要となります。

生き残るための準備
  1. 極力キャッシュアウトを減らす
  2. 今の仕事のパフォーマンスを高める
  3. 個人のブランド力を高めていく

1.極力キャッシュアウトを減らす

少なくとも向こう半年、できれば1年は生きれる貯蓄をしておきましょう。

  • 毎月の消費額×6ヶ月
  • 毎月の消費額×12ヶ月

リストラなどが進み、仕事が飛ぶなどの給料が半減するなど実態影響が出てくる人が出てくるでしょう。不安に襲われることもあります。安くて時間だけ取られる仕事をやらざるを得なくなるかもしれません。

安心して大きな波に立ち向かえるように、キャッシュアウトを減らして貯蓄をしておきましょう。

2.今の仕事のパフォーマンスを高める

普段から今の仕事のパフォーマンスを高める必要がありますが、特に下降局面で重要となってきます。企業は、下降局面でも事業を成長させたいはずです。コストパフォーマンスの悪いものは徹底的に見直すはずですが、成果を出していれば残れます。

費用対効果の良い仕事は切られません。この機会に既存のお客様に費用対効果が良いと思ってもらっているかということを見直してみましょう。

また、収入源を複数化していくことも重要です。サラリーマンなら副業収入フリーランスなら複数の仕事をお勧めします。

1つに依存するとリスクが高くなるので、手元の仕事でパフォーマンスを上げながらも分散させましょう。

3.個人のブランド力を高めていく

前述した通り、機械やロボットに置き換えられる仕事はなくなります。また置き換えられなかったとしても、作業代行ばかりしているともっと安く作業代行してくれる人も出てくるでしょう。

今ある仕事の単価を下げないために、市場において自分の競争優位性を高めなければいけません。

例えば、

  • 特許を持っている
  • 実績がある
  • ソリューションを持っている

など。競争優位性があれば値崩れはしません。

そのために1つの解決策として個人のブランド力を高めることが大切になっていきます。

例えば、

  • SNSでの情報発信
  • セミナーで登壇する
  • 本を書く

など、自分のやっていることや実績を発信していきましょう。発信を続けることで、AさんでもBさんでもない、あなた自身の特色が出ます。また、企業にあなたの存在を知ってもらい、この仕事をあなたにお願いしたいと思ってもらえることができます。

まとめ


新型肺炎ショックが広がるとビジネス面において今後どう言ったことが起きるのか、どう準備しておくべきかのか、社会の末端であるフリーランスという立場の危機感から考えをまとめました。

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ABOUT ME
ヤマヒ
ウェブメディア会社の元経営者。数百万PVのサイトの立ち上げから運営をした。現在はフリーのマーケターとして、多数の企業へのコンサルティングを行う一方で、自身でもサイト設計やライティングを実施。10以上のウェブメディアを保有・運営中。オウンドメディアのSEOが専門領域。上流(戦略・商品設計・計画)から下流(サイト設計・ライティング)まで支援中。