【2/3時点】新型肺炎で閉鎖した国・企業まとめ【新型コロナウイルス】

※政治的な意図、中国に対するヘイトは一切ありません。

新型肺炎の中国国内の初動まとめ

新型肺炎で閉鎖した国まとめ

まずはじめに新型肺炎で中国からの入国を封鎖したり国旗をブロックをした国について時系列ご紹介をしていきます。

1/27|モンゴル

中国との国境を閉鎖して車や人の往来を禁止した。

モンゴルの副首相は、同国に隣している中国北部・内モンゴル（Inner Mongolia）自治区で感染が確認されたため、今回の措置に踏み切った
教育機関は3月2日まで休校とし、公開イベントは延期

AFP モンゴル、対中国境を閉鎖 新型ウイルスの侵入予防措置
https://www.afpbb.com/articles/-/3265393

モンゴルは非常に早めに国境のブロックをしました。
国境に近い、内モンゴルエリアで新型肺炎の症状の人が出たためです。

1/30|香港

中国本土と結ぶ鉄道やフェリーは30日から運休にし、航空便は半減
日本経済新聞 中国旅行者の受け入れ停止　香港、鉄道駅など閉鎖へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54961220Y0A120C2FFJ000/

香港も新型肺炎に対して敏感な動きを見せました。
この背景には2003年にさすで香港内での感染死亡という事故があったためです。

1/31|ロシア・シンガポール・北朝鮮

1月31日になるとロシア・シンガポール・北朝鮮での封鎖が始まりました。
特にシンガポールは全土からの入国禁止に加えトランジットもできないというような形で厳しくなっています。

・ロシア

１月３１日から中国との陸上国境を閉鎖

読売 ロシアは国境閉鎖、各国で中国人の入国制限…滞在経験者も
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200202-OYT1T50134/

・シンガポール

国を訪れた外国人の入国禁止措置について、対象地域をこれまでの湖北省から全土に広げる
中国人への新規ビザ（査証）発給を停止し、ビザなしの空港での乗り継ぎも禁じた。
日経新聞　中国から入国制限60カ国超　新型肺炎、米豪比は全土
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55159320S0A200C2NN1000/

・北朝鮮

1月31日から中国との鉄道路を閉鎖
北朝鮮は中国から入国したすべての外国人を対象に1カ月の隔離措置を取る。
中国からの旅行者は北朝鮮でもっとも大きな数を占める。毎年、同国には中国から約35万人が訪れている。

2/1|日本・オーストラリア

2月1日には日本とオーストラリアで封鎖が始まりました。
オーストラリアでは中国からの入国は全土で禁止になっています。

・日本

入国申請日前の14日間以内に湖北省に滞在歴がある外国人や、湖北省で発行した中国パスポートを所持する人は特段の事情がない限り入国を拒む。1日午前0時から実施する

・オーストラリア

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ新たな措置として、中国から外国人が入国するのを禁止する

2/2|台湾

2月2日には台湾も動きました。

台湾は２日から、これまでの湖北省に加えて広東省の中国人の入境も禁止

2/3|アメリカ

2月3日にアメリカでは公衆衛生非常事態を宣言し、中国からの入国を全土で禁止しました。

アメリカ政府は2/1に「公衆衛生非常事態」を宣言しました。
そのうえで、過去14日間に中国を訪れたすべての外国人のアメリカへの入国を当面、拒否
この入国禁止措置はアメリカ東部時間2月2日午後5時、日本時間2月3日午前7時から実施

米デルタ航空は２日の中国発の便を最後に、米国と中国本土を結ぶ便の運航を停止
ユナイテッド、アメリカン、デルタ航空各社も1月31日から3月末あるいは4月末まで運行

2/4|韓国

韓国は中国の湖北省滞在経験の入国を禁止にしました。一方で LCC が中国に飛べなくなってくるため、日本路線を戻すという検討が進んでいるようです。

韓国政府は２月４日から、過去１４日以内の湖北省滞在経験がある外国人の入国を全面禁止
格安航空会社（ＬＣＣ）のエアプサンは２日、韓国と張家界、海口、三亜などを結ぶ中国５路線の運航を一時停止すると発表
同社関係者は中国路線の運休について、「新型肺炎拡大への懸念に加え、中国当局が張家界や三亜などの観光地を閉鎖したため」と説明。収益性と市場性から代替路線として日本線が浮上
韓国と中国を結ぶ全６路線を運休したＬＣＣのチェジュ航空も代替路線として日本線や東南アジア線を検討
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200202000200882

イタリア、イスラエル、ベトナムなどは政府レベルで中国との航空便の運航中止を決定済みだ。各国の航空各社の間でも定期便の運休に踏み切る動きが相次ぐ。

新型肺炎で閉鎖した企業や施設をまとめ

次に、新型肺炎で閉鎖した企業をまとめました。

1/25|上海ディズニーランド・万里の長城

上海ディズニーランドなど大型の観光施設が春節を前にクローズになりました。

春節の恒例である縁日も中止されるなど、中国各地の観光地に影響

1/26|香港ディズニーランド

翌日香港ディズニーランドもクローズになっています。

2003年に流行したのSARSの影響が限定的だった日本に対し、香港では多数の感染者と死者が出ました。

1/28|スターバックス

28日以降は、グローバル企業の閉鎖が続きます。

中国国内の店舗の半数以上の2000店超を一時閉鎖
閉鎖対象は世界の全店舗数の約7%に相当し、「業績に影響が出る」と説明している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54970800Z20C20A1000000/

1/29|Google・良品計画

・Google

Googleが中国本土、香港、および台湾にあるすべてのオフィスを一時的に閉鎖することが分かった。

.良品計画

中国（台湾・香港を除く）で展開する無印良品の約270店舗のうち50店舗を営業停止中
武漢の10店はすべて営業停止

・ユニクロ

中国のユニクロ750店舗のうち約160店舗を営業停止中（1月30日時点）。そのうち、武漢にある17店舗はすべて閉店

・マクドナルド

中国・武漢市を含む湖北省の全店を閉鎖
数百店規模

2/1|Apple、中国の全42店舗

Apple、中国の全42店舗を一時閉鎖　新型肺炎拡大で
1日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国本土にある42の全店舗を9日まで一時閉鎖
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55157070S0A200C2I00000/

2/2|温州市

人口900万人を抱える温州市の当局によると、生活必需品の買い出しのための外出は、2日に1度、各世帯1人に限り許可される。また、高速道路の料金所46か所も封鎖

今後、こういった都市封鎖が中国内で広がる可能性があります。

まとめ

今回、新型肺炎によって中国からの入国を封鎖した国や中国国内に展開をしている企業の動向をまとめて紹介しました。

以下で改めてポイントを紹介します。

今は、閉鎖した企業などまとめです。