Webマーケティングの副業を始める3つのメリット
収入をアップできる
まずは、収入をアップできることがメリットです。本業としてもらう給料とは別に、副業で収入を得られるので、その分収入がアップします。
例えば、副業で月5万円収入を得ていれば、単純計算で月5万円×12ヶ月=60万円年収がアップすることになります。
ただし副業収入が一定以上になると、所得税や住民税の申告が必要になりますので、注意してください。
スキルアップできる
例えば、事業会社でWebマーケティングの仕事に携わっている人の場合、自社で取り扱う案件やツールでないと、なかなか仕事で使うことはありません。
そこで、あえて仕事であまり使わないツール使う案件を副業で受けることで、経験値を積んでスキルアップすることができます。
また、ある程度の規模の会社になると、役割分担がはっかりしてきます。しかし、副業で案件獲得のための営業を行ったり、納税などを経験すれば、会社生活だけでは得られないビジネススキルが獲得できます。
独立に向けた準備ができる
将来、フリーランスや起業で独立をしたいと考えている人も少なくないと思います。しかし、いきなり独立するよりも、まずは小さく副業を始めて、軌道に乗ったら独立することがおすすめです。
理由は二つあります。まず先ほど述べたように、副業によって会社生活だけでは得られないビジネススキルが獲得できるからです。もう一つは、副業で先に一定のクライアントや収入を確保した方が確実だからです。
独立直後は一時的に信頼が下がるので、会社にいるうちにクレジットカードの作成などを行うことがおすすめです。
Webマーケティングの副業おすすめ5選
コンテンツマーケティング
見込み客の疑問や関心に応えるコンテンツを提供して、それにより見込み客を引き寄せて最終的にコンバージョンにつなげるマーケティング手法です。
記事作成やプロモーション動画作成、ランディングページの作成などの仕事があります。
ECサイトや人材採用などの分野で大きな需要があり、人材が不足している仕事です。また、WebディレクターやWebライティング経験者に人気の副業です。
広告運用・プロモーション
インターネット広告の運用・プロモーションを行います。広告の掲載先となるメディアは、Google、Facebook、twitter、LINE、Youtubeなど様々。その中から、広告予算や広告を出す目的から、最適なメディアを選んで広告を出していきます。
また、同じ商品の広告を出すにしても、メディアによって主な利用層などの特性も全く違うので、広告の中でどう商品を表現するかは、メディアに合わせて工夫する必要があります。
SEO
SEO(検索エンジン最適化)とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンにおいて、自社サイトがより上位に表示されるように、コンテンツを最適化していくものです。
検索エンジンで上位に表示されることで、ユーザーの目に留まりやすくなり、アクセス数の増加が期待されます。仕事内容は、キーワード選定、検索意図の分析、競合サイトの調査、記事の執筆などです。
SNS運用
FacebookやtwitterなどのSNSに広告を出したり、SNSアカウントをもっている企業は数多く存在します。
SNS広告では、SNS利用に際してユーザーが登録したプロフィール情報を基に、ターゲットにあった広告を出すことができます。また、SNSでユーザーと直接交流することで、ユーザーとより深い関係性を構築することも可能です。
仕事内容は、SNSフォロワーを増やす施策の立案や、SNS広告の運用代行などがあります。
CRM・MA
既存顧客や会員登録済みのユーザーに対して、メールやLINEなどでコミュニケーションをとります。そこで再購入や課金の継続を促します。
新しいユーザーを獲得するには、既存のユーザーと比較して5倍ものコストがかかると言われています。そのため、既存顧客や会員登録済みのユーザーとコミュニケーションをとって関係性を継続することは重要な仕事と言えます。
個人情報を扱う繊細な仕事ですが、売上向上に直結するため需要が高い仕事でもあります。
未経験だとWebマーケティングの副業が難しい理由
Webマーケティングの副業を始めたいと考えている方の中には、実務未経験だけど始めたいと考えている方もいると思います。しかし、結論から言うと、実務未経験でWebマーケティングの副業を始めることは難しいことです。
その理由を、3つ解説します。
成果が必要となるから
実務未経験で副業を始めることが難しい最大の理由は、成果が必要となることです。
クライアントは、報酬を与えて仕事を請負ってもらうことで、出した報酬を上回る成果を出してもらうことを期待しています。また、雇用契約を結ぶわけでもないので、一から業務を教える義務もありません。
そのため副業の案件を依頼する相手には、教える手間がかからず、かつ報酬を上回る成果を出してくれる人物が望ましいので、必然的に実務未経験だと不利になるのです。
実績がないと受注が難しいから
先ほど、成果が必要と書きましたが、「成果を出してくれそうだ」とクライアントに期待してもらうためには、実績を示すことが一番です。
しかし、その実績がないことも、実務未経験者が副業を始めることが難しい理由の一つです。もし副業が初めてだったとしても、本業でWebマーケティングに携わっていれば、携わっている分野と副業の仕事内容に共通点があれば実績としてアピールできます。しかし、実務未経験だと、それもできません。
フィードバックを得られないから
副業では、雇用契約を結ぶわけでもないので、一から業務を教える義務もありません。そのため、クライアントからは必ずしもフィードバックをもらえるとは限りません。不十分な成果しかあげられなかったとしても、黙って仕事を与えられなくなるだけです。
雇用契約であれば、育てるためにフィードバックを行ったり、周りからフォローしてもらえることもあるはずです。しかし、そうではないので知識やスキルを効率よく習得していくのは困難です。
これまで、未経験からWebマーケティングの副業を始めることは困難と書きましたが、決して不可能ではありません。ブログやSNSを運営して、多くのアクセスやフォロワーを集められれば、それが実績になります。
また、趣味や仕事で多くの経験や知識がある場合、それらに関係するコンテンツ作成に携わるチャンスがあります。いずれにしても、実績を作ってそれを生かすことが大事です。
Webマーケティングの副業の始め方
Webマーケティングを会社で経験しながら副業することがおすすめ
先ほどから繰り返していますが、実務未経験でWebマーケティングの副業を始めることは難しいので、まずはWebマーケティングの会社で経験しながら副業をすることがおすすめです。会社での経験があると、仕事の幅が大きく広がります。
Webマーケティングの会社には、事業会社とコンサルがあります。詳しくは両者を比較したブログをご覧いただきたいのですが、私個人としては未経験であればまず事業会社にはいることを勧めます
スクールなどで知識を得ることもできる
「今の仕事をやめたくないけど、Webマーケティングのスキルは身につけたい」と考えている場合、スクールで知識を得ることもできます。以前のブログで、オススメのWebマーケタースクール7選を紹介していますので、ご覧ください。
ただ、スクールで勉強するだけでは不十分で、自分でブログやSNSを運営して経験を積んで実績を作っていくことも大事です。
Webマーケティングの副業案件を探せるサービス7つ
クラウドワークス
日本において、クラウドソーシングの先駆け的な存在です(https://crowdworks.jp/)。仕事を発注したい企業と、仕事がほしい個人とを結び付けてくれます。一般的には上流工程の仕事は少ないと言われ、単価が安い仕事はあまり獲得できないと言うイメージがあります。
しかし、戦略を立てて高単価の案件を獲得していくことは不可能ではありません。詳しい方法は以前のブログをご覧ください。
ランサーズ
ランサーズも、日本では有名なクラウドソーシングサービスの一つです。クラウドワークスと両方に登録している人も少なくありません。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、週末や平日夜など開いた時間に働きたい兼業人材を集めるプラットフォームです。紹介される会社の多くは、スタートアップ企業で、サービスが成長していく過程に携わりたい人に特にオススメです。
週10時間以上から案件を探すことができます。また、平均月収は月10万円です。さらに、専属コンシェルジュがあなたをサポートしてくれます。
KAIKOKU
KAIKOKUは、デジタルマーケティング専門のパラレルワーク人材プラットフォームです。2020年10月現在、登録者は、5000人を超えています。
運営会社の株式会社BLAM社はデジタルマーケティング支援を行っているため、デジタル真^ケティングの知見が豊富です。また、自分のスキルを活かせる仕事とのマッチングだけでなく、税金や契約などのサポートも充実しています。
Workship
Web制作会社の株式会社GIGが運営する、副業人材プラットフォームです。発注企業と副業人材とが直接契約するため、中抜きがありません。
週1回からの案件や、リモートワーク可能な案件など、柔軟な働き方が可能な仕事が多数揃っています。特に、リモートワーク可能な案件は、前案件の半数以上を占めます。ただし、webマーケティング職の募集は少ないので、要注意です。
Wantedly
Wantedlyは、「はたらく」を面白くするビジネスSNSです。やりがいや環境の面でのマッチングを重視しています。
スタートアップへの転職によく使われるイメージが強いかもしれませんが、実は副業の案件も応募しています。ユーザーは20、30代の若い人間が中心です。