※動画で公開してるので、ラジオ的に聴いていただくこともできます。
※本ブログは解説の一部抜粋となり、動画のほうが詳しく解説しています。
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
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2025年、人は「買い物」をしなくなる
▼本書の目次
第1章 ショッピング体験の進化で、人々は「買い物」をしなくなる
第2章 ショッピングはどう発展してきたのか
第3章 リーディングカンパニーたちが目指すもの
第4章 さらなる進化、「デジタルシェルフ」へ
第5章 「人々が『買い物』をしなくなる未来」の先にあるもの
・簡単にまとめると
デジタルシェルフ(あらゆるものが商品棚化する)によって、今までとは全く違う「買い物」へと姿を変えます。
「AIによる無意識の買い物」と「他人の意見による買い物」へと変化していきます。買い物のプロセスが省略されてゼロに近くなるでしょう。
第1章 ショッピング体験の進化で、人々は「買い物」をしなくなる
今後は、従来の「買い物」体験から全く違うものへと変わります。
店舗の役割の変化や、今後どういう店舗が生き残るのかなどみていきましょう。
もっとEC化が進み、店舗の役割が薄まる
意外とEC化率はまだ低く 6.22% (経済産業省 H30年調査)しかありません。今後もっとEC化するという前提があります。
現在の消費者のトレンドとして、以下2点があります。
- ウェブルーミング: ネットで見て実店舗で買う
- ショールーミング: 実店舗で見てネットで買う
これらが進むことにより、従来の店舗の役割はどんどん薄まっています。
今後は店舗がなくなって買う場所がなくなるのではなく、どこでも買えるようになります。
これまで店舗は品揃えが良いから行くという方が多かったのですが、ECで品揃えが良いというのは価値がありません。
たくさんのものの中から選んで買うということは時間も要し面倒臭い作業です。
インフルエンサーや友人のSNSでの口コミなどが購入の起点になっていくでしょう。
体験型店舗が増えていく
体験型店舗の例として、
ナイキ ハウス オブ イノベーション 000があります。
ナイキハウスオブイノベーション000の特徴は以下です。
- 美術品のように並べられたショールーム
- 店員がいなくてもQRコード読み込んで試着用のスニーカーを取り寄せる
- スニーカーの部位ごとのカスタマイズ
- レジはなくアプリ決済で並ばない
「わざわざいくだけの価値がある店舗」だけが生き残ります。
買う人の行動の変化
消費者は選ぶのが面倒臭くなっています。
信頼を置く情報源の変化がありました。
・従来: 新聞やテレビに載っているから安心
・今後: AIと口コミに信頼を寄せている
- 機械が勝手に選んだものを可否判断する
- サブスクリプション(定額制)が伸びていく
今後は機械が勝手に選んだものに対して可否判断をしたり、買い物のプロセスを省略できるサブスクリプションが伸びていくでしょう。物を保管したり選ぶ行為を省略できます。
それに伴う供給側の変化
消費者がたくさんの中から選ぶのは面倒ということで、以下のような傾向があります。
- シンプルに見せていく
- 価格の最適化も進んでいく
- 買うプロセスで残るのは商品の開封
①「シンプルに見せていく」
最近のECサイトは「たくさん見せる」のではなく「すっきりわかりやすく見せる」傾向があります。
②「価格の最適化」
ウォルマートは常にAmazonを追跡して最安値で販売しています。
③「プロセスで残るのは商品の開封」
Unboxing(アンボクシング)=届く瞬間、箱を開ける瞬間のユーザー体験を重視する企業が増えています。
続きは、動画でご覧ください。
Amazon▶︎▶︎2025年、人は「買い物」をしなくなる解説
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