Webマーケターでもコンサルと事業会社ではどう違うんだろう?
コンサルと事業会社を両方経験した人にどっちが楽しかったか聞いてみたい
コンサルタントと事業会社では年収どっちがいいのか知りたい
Webマーケターといっても働く会社の立場によってどう違うのか気になりますよね。
この記事では、Webマーケティングの仕事をコンサルタントとしても事業会社でも両方経験しているヤマヒが、それぞれの仕事の面白さや実際に楽しかったエピソードを紹介していきます!
私のWebマーケティングに携わる業務経験をもう少しご紹介します!
事業会社の経験としては、新卒入社したITベンチャーでの5年間を過ごし。その後、起業して6年間を経営者として過ごしました。
動画では経歴の詳細も含めてお話しました。
本記事の内容を動画で見たい方はこちらからもご覧いただけます。
この記事では、事業会社とコンサル両方経験してきたWebマーケターだから言える生の話をお伝えします!
それでは参りましょう!
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
Twitter▶︎@yamahi_official / YouTube▶︎ヤマヒ塾 /サロン▶︎ヤマヒ塾
Webマーケターをコンサルとして仕事する面白さ
まず初めにコンサルタントとしてWebマーケティングの仕事をする面白さとして、以下の3点をご紹介します。
- 自分の知識で人に役立つ
- プロフェッショナルである
- クライアントのPLへの貢献
それでは、それぞれ見ていきましょう!
1.自分の知識で人に役立つ
コンサルタントとしてWebマーケターになる面白さの1つ目は、「自分の知識で人に役立つ」と言う点です。
コンサルタントの場合、
自分自身がここまで得てきた経験や知識そのものが価値を生み出す源泉
になります。
自分の存在自体が価値を生み出せる、人の役に立つことが面白い点だと思います。
2.プロフェッショナルである
コンサルタントとしてWebマーケターになる面白さの2つ目は、「プロフェッショナルである」と言う点です。
Webマーケティングのコンサルタントという仕事は、自身の専門性を活かしたプロフェッショナルです。
プロとして結果を出すことが求められる緊張感のある仕事であり、それを乗り越えることでより大きな仕事を得るチャンスを広げていくことができます。
時間で拘束されるのではなく、結果がものを言うプロだからこそ、緊張感の中に仕事としての面白さがあると言えます。
3.クライアントの損益への貢献
コンサルタントとしてWebマーケターになる面白さの3つ目は、「クライアントのPLへの貢献できる」と言う点です。
Webマーケティングは、レバレッジの効いた仕事です。レバレッジとは「テコ」と言う意味ですが、1つのことをやったら、1が返ってくるのではなく、10が返ってくる可能性がある仕事だと言うことです。
クライアントの損益に大きな影響を与えられるという点は、コンサルタントとの面白さの1つだと考えます。
Webマーケターを事業会社で仕事する面白さ
次に、Webマーケターを事業会社で仕事する面白さとして、以下の3点を紹介します。
- 実態社会に影響を与えられる
- 最終的な意思決定できる
- 全ての成績が自分に紐づく
それでは、こちらもそれぞれ見ていきましょう!
1.実態社会に影響を与えられる
事業会社でWebマーケターになる面白さの1つ目は、「実態社会に影響を与えられる」と言う点です。
主体者として事業を進めて製品やサービスを提供することで、社会に直接的に影響を与えることができます。
社会を直接より良くするために仕事ができることに面白みがあります。
2.最終的な意思決定できる
事業会社でWebマーケターになる面白さの2つ目は、「最終的な意思決定できる」と言う点です。
事業会社でWebマーケターをすると、Webマーケティング施策を自分たちで選んで決めることができます。
いろいろな情報を集めて、自分たちで決定して進めていけることに、事業を推進するダイナミックさを感じることができます。
3.全ての成績が自分に紐づく
事業会社でWebマーケターになる面白さの3つ目は、「全ての成績が自分に紐づく」と言う点です。
事業会社でWebマーケターをやるとやったことの全ての結果が如実に出ます。
コンサルタントの場合、クライアント業務の一部を支援するため
一方で、事業会社で仕事をするWebマーケターの場合は、言い訳なしで、結果として出た数字が全てということになります。
そう言った意味で、全ての成績が自分に紐づき、やった分が数字で分かりやすく返ってくる面白さがあると言えます。
Webマーケターをコンサルと事業会社でやって楽しさを感じたエピソード
コンサルタントとしてWebマーケターをやっている中でも、Web系のIT企業を経営している時にも、それぞれに楽しさがありました。
それではいきましょう!
コンサルの楽しさ
まずは、コンサルタントとしてWebマーケターをやった中で楽しさを実感したエピソードです。
そのエピソードを一言で言うと
Webマーケティングで実績が出て、その成果をセミナーで発表するだけではなく、そのセミナーにクライアントの役員も一緒に登壇して頂けた
というものです。
Webマーケティングのコンサルティングをさせていただき、6ヶ月でクライアントの問い合わせが10倍・7ヶ月で問い合わせ数20倍になりました。
業績としても貢献できたことがとてもやりがいを感じますし、セミナーでに登壇していただけたことが、私を信頼いただいている証のように感じて、大きな喜びを感じました。
事業会社の楽しさ
次に、事業会社でWebマーケティングをする楽しさについてご紹介します。
このエピソードは、私が新卒で入社したITベンチャー企業での話です。
こちらも一言で言うと、
入社してすぐに自分が立ち上げメンバーとして関わったプロダクトが、立ち上げから4年目にシンクタンク発表で国内No1であるという発表をされた
というエピソードです。
新規事業の立ち上げだったのでWebマーケティングだけではなく、営業やサポート対応など事業を成長させるために必要なことは何でも自分で実施しました。
Webマーケターの収入は事業会社とコンサルでどう違うか
最後に、コンサルタントと事業会社では、Webマーケターの収入がどう違うのかについてご紹介いたします。
結論としては、事業会社は自分で事業を進めるダイナミックさがある一方で、同じWebマーケターでもコンサルタントの方が収入が良い傾向があると言えます。
事業会社では、利益を産まない管理部門やサポートセンターなどのコストがコンサルティング企業よりも大きいという違いがあります。
コンサルの場合、自分自身が収益部門であり、人数が少なくても役務提供ができるため、利益率が良い会社の構造ができます。
収入面で考えるとコンサルタントのWebマーケター方が良いといえますが、かなり限られるポジションですし、そもそも事業会社での経験がないと説得力がないコンサルタントになってしまいます。
まだWebマーケティング業界が未経験であれば、収入は後回しにして事業会社でしっかり経験を積むことはおすすめのキャリアパスです。