第二新卒でWEBマーケティングに転職したい
第二新卒からWebマーケターになるポイントを知りたい
第二新卒での転職失敗ケースを抑えてWebマーケターになる可能性を高めたい
第二新卒でWebマーケティングの仕事につきたいと思っている方は沢山いますよね。
でも、実際に未経験や他業界からどうやったら転職できるのか、と不安に思っている人が多いのも事実です。
この記事では、第二新卒でWEBマーケターになるためのポイントを解説していきます!
私は、新卒入社したITベンチャーでの5年間を過ごし、その後、起業して6年間を経営者をしていました。
経営していた会社の役員を辞任して以来、企業に属さないプロのWEBマーケターとして、企業のWEBマーケティングのコンサルティングやWebマーケターの人材育成を行っています。
ITベンチャーでは、人事向けに企業の採用担当者や人材育成担当者にITサービスを提供し、300社を超える企業の採用業務を支援してきました。
また、経営者の時には、Webマーケターの採用を自分自身で行ってきましたし、第二新卒の採用も行ってきました。
これらの経験から、第二新卒でWebマーケターになるためのポイントを解説していきます。
本記事の内容を動画で見たい方はこちらからもご覧いただけます。
この記事では、経験者だからこそ言える生の話をお伝えしていきたいと思います。
それでは参りましょう!
ヤマヒ|山口博道(ヤマグチヒロノリ)
Webマーケターサロン ヤマヒ塾の塾長・現役Webマーケター。Webメディアを運営するスタートアップ企業の元経営者。現在は企業にSEO研修・コンサルティングをしつつ、自身のサイトを運営。Webマーケティングの情報をSNSで初心者向けに発信 ▷プロフィール詳細
Twitter▶︎@yamahi_official / YouTube▶︎ヤマヒ塾 /サロン▶︎ヤマヒ塾
Webマーケティング職への転職で抑えるべき第二新卒が生まれた背景
まず初めに、第二新卒という採用分野が生まれた背景について解説をしていきます。
なぜ第二新卒が生まれたのか
好景気が続いたアベノミクスでは、企業にとって採用難が続きました。
結果的に、採用力のない企業は新卒採用で充足できないという状況になります。
そのような背景の中で
- 新卒入社したものの合わなかった人
- 新卒では採用がうまくできない会社
といったことで、両者からマッチングのニーズが産まれました。
ベンチャーにとって新卒採用をするために、インターンシップからの一本釣りなどで、個別に口説いていくということぐらいはできても、大規模な採用を行うことは難しいというのが実体です。
そう言った意味でも、中小・ベンチャー企業を中心に第二新卒というニーズは企業側にまだあると言えます。
新型コロナウイルス感染症の発生によって、Webマーケターの経験者採用は取り合いになっていますし、未経験者を育てるというところまで踏み込む企業も徐々に増えていきています。
Webマーケティング職の特徴は席数が限られていること
一方で、Webマーケティング職のポジションとしての特徴も抑えておきましょう。
それは、ずばり
また、すでにその会社で働いている営業担当者などがWebマーケターとしてマーケティング部門に転籍したいと考えている人も多く、企業内部にもなりたい人は多い職種です。
そのため、企業がなぜ第二新卒でWebマーケターを採用をするのか?ということを考えずに転職活動してもなかなかうまくいないというのが現実だと言えます。
第二新卒がWebマーケティング職への転職に失敗するケース
それでは、第二新卒がWebマーケティング職への転職に失敗するケースについて解説をしてきます。
主な失敗するケースとして、以下の3つのケースを紹介します。
- 新卒気分
- 仕事の研究が足りない
- 実践してない
それでは、参りましょう!
1.新卒気分
1つ目の失敗するケースは「新卒気分」ということです。
コロナ問題で、企業はできれば即戦力が欲しい、経験者がほしいという考えが広がりました。
まだまだ、企業側でコストを持って「人を育てること」ということを避けたいと考えている部分もあります。
基本的にはすぐに活躍してくれる人を歓迎しており、第二新卒であっても、挨拶やメール、一通りのPCスキルなど最低限ビジネスの基礎は備わっていて欲しいと考えています。
「第2新卒だし全てやり直しだ!」といった新卒気分が抜けないような状況では、Webマーケティング職への転職は厳しいと言えるでしょう。
2.仕事の研究が足りない
2つ目の失敗するケースは「仕事の研究が足りない」ということです。
Webマーケターへの憧れだけでは転職することはできません。
Webマーケターは実際どういう仕事をしているのか、実際に働いている人のリアルな話を聞いたり、仕事内容をしっかり理解しておく必要があります
新卒の時とは違って、少なからず実務をしたことがあるのが第二新卒ですから、面接においても「ビジネスの話」ができることが前提になります。
その会社のサービスがどう言ったものなのか、Webマーケティングではどういったことをしているのか、相手先の事業についても研究しておきましょう
3.実践してない
3つ目の失敗するケースは「仕実践してない」ということです。
Webマーケティングの本を読んで勉強しましたとか、資格をとって勉強しましたでは不十分です。
Webマーケターになるなら、ブログやSNSなど自分のメディアの運用を当然やっておくべきだと言えます。
- ブログ 月間5000PV
- Twitter 1000人
- インスタ 1000人
- YouTube 1000人
- TikTok 1000人
メディア運用の規模感として、超えたいラインはここぐらいです。
第二新卒の転職を成功させるためにも、企業側がどう言ったことを期待しているのかを把握して抑えておくべきだと言えます。
第二新卒のWebマーケティング職に期待していること
次に、「第二新卒のWebマーケティング職に期待していること」として、以下の3点ご紹介していきます。
- タイミング的に今来て欲しい
- 将来、会社の幹部になれる人材を時間をかけて育てたい
- 基礎はできている人が欲しい
それではそれぞれを深く解説位していきます。
1.タイミング的に今来て欲しい
1つ目は、タイミング的に今来て欲しいということです。
新卒だと卒業をまたないといけませんが、すぐに入って欲しいというニーズは企業にあります。
特にベンチャー企業だと1年で環境は大きく変わりますし、従業員数も急増加したりします。
そのため、転職活動において、「良いところがあれば転職したい」というスタンスは貫くのがよいと言えます。
転職エージェントもまだ心が固まってないという状況だと、なかなか動いてくれなかったりして、情報もあまり入ってこない状況になってしまいます。
2.将来、会社の幹部になれる人材を時間をかけて育てたい
2つ目は、「将来、会社の幹部になれる人材を時間をかけて育てたい」ということです。
会社の文化を作っていく上で、あまり凝り固まってない人が欲しいというニーズがあります。
中途採用だと、給与面や待遇にどんどんこだわりが出てきます。
会社のやっていることやビジョンへの共感で集まってくれる人がいいし、成熟していない人だからこそ、時間をかけて当社へのロイアリティーを高めて、いざというときに背中を預けられる人物に育って欲しいと考えます。
そのため、基本的に「独立したい」という話は転職活動でしないほうが良いでしょう。
3.基礎はできている人が欲しい
3つ目は、「基礎はできている人が欲しい」ということです。
新卒のようにビジネスマナーやお作法から教えるのは大変です。
実務に入れるスピードを求められるのが今のトレンドレスし、基礎はできていて業務の具体的なスキルや業界の知識は教えるぐらいが良いと考えられます。
これからは企業に育ててもらう時代ではないと言えます。
入社前からどこまで即戦力に近づけるかというのは、第二新卒でも大事なことだと言えます。
まとめ
この記事では、第二新卒がWebマーケティング職への転職をうまく進めるために抑えておきたい、第二新卒の背景、失敗ケース、期待していることについて解説をしました。
Webマーケティングは若さも武器にできる領域ですので、積極的に自分のメディアを作って実戦経験を自分で積みながら、第二新卒として未経験でも採用する企業の枠を狙って探してみましょう。